韓国夏期留学報告

W18  太田 郷美

〈期間〉200781日〜830日(30日間)
〈研修校〉壇国大学
〈費用〉23万円+食事代(昼・夕食)+お小遣い
〈為替レート〉100ウォン=14円(2007年8月1日現在)
物価地下鉄(ソウル内は一律料金):900ウォン・バス:900ウォン・食事:6000ウォン・
    焼酎:1400ウォン・コーラ:1400ウォン・ミネラルウォーター:1000ウォン

○キャンパス

・私たちが滞在したソウルキャンパスはソウルの中心部に位置しており、韓国の原宿、ミョンドンまでバスで5分という立地の良さだった。しかし9月から大学全体が地方へ移転してしまうので建物のほとんどは工事中で唯一残っているinternational officeのあるビルで勉強していた。

○授業

 ・月曜〜金曜:午前9時〜午後1時まで(50分×4コマ)
  ・専大生のみのクラスでレベル別、二段階
  ・土曜は全員でフィールドトリップ
  ・毎日宿題も出る。
  ・テキストはコリア語と英語で書かれている。
  ・先生は基本コリア語で授業するが日本語も話せる。

○生活

・滞在は学生寮で3人一部屋だが、個室があり快適。私の部屋は広くてベッドとソファーがあった。他にはテレビとクーラーがある部屋、パソコンがある部屋など設備はまちまちだった。

・食事は朝食のみ大学から用意されるので昼食・夕食はお弁当を買って食べたり、外食したりする。今回のプログラムでは日本人の学生1人につき3人もの韓国人の壇国大学の生徒がトオミと呼ばれるパートナーがいて、遊びに連れて行ってくれたり生活全般の面倒を見てくれたりした。毎日誰かのトオミがどこかに遊びに連れて行ってくれるので夜まで遊んでいた。

○イベント

・民族村・陶芸・B−Boy・韓国文化理解・映画村・もち・伝統茶博物館・韓国伝統舞踊・映画鑑賞(王の男)・KBS(テレビ局)訪問・韓国伝統音楽など多彩だが特に最後の週末にかけて行われた2泊3日のホームスティは大きなイベントだったと思う。一人一家庭にホームステイするのだが私は『冬のソナタ』のロケ地、ナミソンへ旅行に行ってバーベキューをしたりした。
・大学が用意してくれるこのようなイベント以外にもトオミと私たちだけで韓国の野球や舞台『Jamp』を観に行ったりして毎日本当に楽しかった。

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○韓国で驚いたこと

 ・バスの運転が荒い
 ・教会が多い
 ・交通料金が安い
 ・日本製品がそのまま沢山売っている
 ・日本人にインタビューする宿題が韓国の高校で流行っている
 ・8月15日、独立記念日は休日
 ・韓国の大学生にとって兵役は身近なこと

○感想

壇国大学の先生方やトウミの友達たちは私たちを暖かく家族として受け入れて接してくれた。コリア語が全く話すことのできなかった私が何とか意思疎通が出来るまでに成長できたのは彼らのおかげである。この留学を支えてくれた彼らにはいくら感謝しても足りない。ずっと付き合っていきたいと思える先生や友達に出会えたこのプログラムに参加することが出来たこと、とても幸せに思う。