■ 日程:2008年9月1日〜9月10日
(10日間)
■ 費用:約21万円(大学からの補助が
4万円)
■ 為替:8500キープ=1$、
1バーツ=約3.1円
■ スケジュール
<9月1日>
成田→バンコク→ビエンチャン Villa manoly泊
<9月2日>
ラオス国立大学日本センター学生・ラオス国立大学文学部日本語学科学生
との交流 Beer lao(ビア・ラオ)工場見学 ビエンチャン市内自由行動
Villa manoly泊
<9月3日>
国連開発計画ラオス事務所訪問 日本大使館訪問 Santei-Lao 縫製工場見学
ビエンチャン市内自由行動 ラオス人学生たちと焼肉パーティー
ボーリング
<9月4日>
ビエンチャン→ナムスワン(バス移動) シビライ村小学校訪問 ナムスワン
の滝にて昼食女性の機織り、籠作り見学 シビライ村女性同盟集会所泊
<9月5日>
ナムスワン→パカディン(バス移動) 香水加工工場見学 パカディン→
セノ(バス移動)
セノ経済特区視察 セノ→サバナケート(バス移動) nan hai hotel泊
<9月6日>
サバナケート県産業局面談 ラハ・シン社見学 メコン橋視察
サバナケート市内自由行動 nan hai hotel泊
<9月7日>
サバナケート→タケーク 日本国際ボランティアセンター面談
タケーク→ナコンパノム(フェリー移動) mae nam kong hotel泊
<9月8日>
ナコンパノム→バンコク(飛行機移動) タイ・トヨタ見学
Bangkok center hotel泊
<9月9日> 市内観光 バンコク→成田
<9月10日> 成田着
■感想
今回実際にラオスに行くまではラオスという国の名前すら分からない自分がいたのに半年経った今ではすっかりラオスが大好きになっている自分がいた。渡航前、いろいろな文 献でタイ、ラオスの経済、文化、産業などあらゆる面を見てきた。
準備をしっかりしたため訪問先では前期に学習した内容からかなり突っ込んだ質問ができた。教室ではイメージしかできなかったため現地ではすべてのものが新鮮であり、かつ 魅力的であった。
その中でもタイのバンコクの空港は日本の援助で作られたと学んだが、その設備は日本と並ぶか、またはそれ以上であり衝撃を受けた。機械化が進んでいてカフェの掃除でさえ 小型の清掃車でおこなっていた。技術の進歩を感じた。それに比べビエンチャンの空港は 日本の市役所くらいの施設であった。1時間移動しただけなのに全く別の世界が広がってい た。
現地の人々と触れ合うということも今回の研修では多く、観光では決して訪問できない所にたくさん行けた。ラオスの人々はとても優しく、親日で、よく笑い、笑顔が素敵であ った。現地の学生たちは出会って間もない私たちに出会ったその日の夜、市内を案内して くれた。ラオスの人々のほんわかした人柄や自然たっぷりの町で過ごす時間はとてもスロ ーであり、リラックスできた。
しかし彼らと一緒のいた時間は楽しかったせいかとても早く流れた。一緒に食べたヌードルや焼肉は私にとって忘れられない味となった。あとボーリング場があったのはビック リした。機械のトラブルは多々あったがちゃんとボーリングを楽しめた。村落滞在の際に は村をあげて私たちを迎えて下さり、夜中、宿舎の外には村民による警備体制が整えられ ていたという話を聞いたときは感謝の気持ちでいっぱいになった。たくさんの人々の支え のおかげでこの研修が成り立っていたということを忘れてはいけないと感じた。
加えて10日間一緒に旅をしてきた仲間にも感謝したい。笑いあり、涙あり、スコールあり、タイのサマック首相辞任ありと、盛りだくさんの研修ができたのもすばらしい仲間の おかげだと思う。サマック政権へのデモ隊によるデモと首相辞任によって、9日目はタイの 国連開発計画事務所訪問は果たせなかったのが心残りであった。お腹の調子はばっちりだ ったし健康に過ごすことができたのはよかった。なぜか日本に帰国してから数日間激しい 腹痛に見舞われた。これから研修は後期に進み、まとめになる訳だが、経験を無駄にしな いよう精一杯取りくんでいきたいと思う。そしてこの経験を授業で、ゼミで、人生で、活 かしていきたい。
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