ディベート1:原発の是非

<定義>
 ・原発賛成派は、原発の供給量を維持する。もしくは増やす。
 ・原発反対派は、原発の供給量を少しずつ減らし、零にする。
 ・日本国内において(海外の例を参考にするのは有り)。
 ・30年以上、長期的視点で考える。

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賛成派 
 ・4年 鈴木洋平 田渕愛子 
 ・3年 狩野歩夢 末次健太 山崎恵子 岡田春香  
 ・2年 森安友菜  佐藤未来

<立論>
 産業界への影響や日本の安定的経済成長にとって原発は不可欠であると考えます。震災によって稼働している原子炉数は減少したものの安定的な電力の供給のためには原発は必要です。今回、福島第一原発でこのような事故が起こったのは、原子炉や原発の技術に問題があったからでしょうか?東電の管理に問題があったのではな
いでしょうか?もし今まで原発で賄っていた29%の電力供給量を火力で賄うとすると、必要な燃料費は3兆円に上るとの試算もあり、料金に転嫁すると家庭で約2割、産業では4割近く値上がりするとされています。震災に加えて、超円高に苦しんでいる産業界には大きな打撃となるでしょう。

 欧州で脱原発が進んでいる今、火力発電への移行も増え、化石燃料の価格は今後上昇、資源の獲得も難しくなります。原子力発電を完全に廃止することは、極度のエネルギー不足を招き、日本経済の低迷はまぬがれられません。生産性低下、海外移転による産業の空洞化、失業者増などが起こり、私たちの生活にも多大な影響を与
えるでしょう。

 また原発は他の発電方法に比べ、二酸化炭素の排出を抑え、環境保護につながると同時に、燃料備蓄、発電量の高さなどから安定供給が実現できます。原子力発電は初期コストが高いものの、土地利用面積が格段に狭く、発電原価も低く、今の日本には欠かせない存在です。さらに今の日本だけでなく、環境保護の面から、世界的
に温暖化抑制に貢献できます。日本の持続的な発展に向けて、省エネルギー、再生可能エネルギーとともに原子力は重要な存在です。

 さらに、インドや中国などの新興国に対して原発の技術輸出を続けることで経済を活発化させることも重要です。しかし、脱原発をし、原発の建設をやめた国から、輸入したいと思う国があるでしょうか?日本が今回の震災で得た教訓を生かし、より安全な操業技術を供与することは、今後世界での原発事故のリスク減少に役立つ
でしょう。日本は原子力の平和利用を通じてプルトニウムの利用が認められています。被爆国として非核三原則を掲げている日本ですが、核拡散防止条約をしっかりと強化し、プルトニウムを保持することは、いつでも原発を作れるぞという潜在的な核抑止力として機能している面もあるのです。失った原発への信頼は、原発で回復するべきではないでしょうか。

以上のことから、私たちは原子力発電に賛成です。

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反対派

 ・4年 岩下朋樹 田中里佳
 ・3年 工藤篤子 渡辺琴菜 新川麻奈美 田端美穂    
 ・2年 仙波祐一 中島直紀 山田達也 吉田智美

<立論>
 @原発には問題がある。
  ・建設費
  ・高い発電単価
  ・再処理費用
  ・ムダな交付金
 A将来的には、再生可能エネルギーへの移行が目標である。
  ・風力発電
  ・太陽光発電
  ・水素発電
  ・地熱発電
  ・バイオマス発電

 以上の主張により、私達は原発に反対します。


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     ディベート2:ネット社会の是非 

<定義>
 ・SNS(facebook,mixi,twitter など)に限る。
 ・「SNSを利用しているではないか?」という主張はなしとする。

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賛成派
 4年 菅野絵理 灘脇裕一
 3年  藤巻佑理 台蔵悟史
 2年  中村雅 京正夕紀 高野健斗    

<立論>
 ・スピーディで多方向
 ・一斉に情報を共有
 ・国を超えた国際コミュニケーション。

 以上のことから、私たちはSNSに賛成します。

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反対派
 ・4年 内海慎 小室絵梨  徳満翔平
 ・3年 白石祐太 小林愛子 
 ・2年 鈴木千里 古川裕美 町田悠樹  

<立論>
 ・犯罪、事件の多さ
 ・情報の信憑性
 ・健康への悪影響

 以上のことより、私たちはSNSに反対します。