東ティモール Study Tour コーヒー生産者に出会う

ME02 桃野 綾子



●主催NGOPARC(アジア太平洋資料センター)
         Alola FoundationP.O.Box 3, Dili, East Timor
                      E-mail:alola@easttimor.minihub.org
●期間:2003,7/19(土)〜7/27(日)9日間
●費用:\248,000

<スケジュール>

日程 都市 スケジュール

・7/19(土)  成田→デンパサール 午前:成田発
           夕刻:デンパサール到着後、ホテルへ
・7/20(日)  デンパサール→ディリ
        午前:デンパサール発 ディリ着
            ディリ到着後ホテルへ
        午後:市内観光
・7/21(月)  ディリ 東ティモールNGO訪問
        ・ Yayasan HAK
        ・ The La'o Hamutuk Bulletin
        ・リキサ県 学校訪問
・7/22(火)  ディリ→マウベシ
        午前:ディリ出発、アイナロ県マウベシへ
        午後:マウベシ市場で買い物
            教会泊 


・7/23(水)  マウベシ
        午前コーヒー農家訪問 コーヒー加工作業お手伝い
        夕刻:マネトゥ村ルスラウ集落に移動
        民泊 
・7/24(木)  マウベシ
        終日:コーヒー収穫、加工のお手伝い
        民泊 
・7/25(金)  マウベシ→ディリ
        午前:予定を変更してルスラウの皆さんと交流
        夕刻:ディリへ
・7/26(土)  ディリ→デンパサール
             デンパサール→ジャカルタ経由→成田
             午前:買い物
             午後:ディリ発 デンパサール着乗換え
             夜:デンパサール発
・7/27(日)  成田
        午前:東京着解散

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◎NGO訪問
☆Yayasan HAK
・設立目的:東ティモールの若者が、人権侵害に対し法的に人々をサポートしたいと法律
擁護教会を設立。

                  ↓
      しかし、限られた活動しかできないことからYayasan HAKを設立。

・主な活動:@政策提言
      A人権や法律に関する人々への教育
      B人権侵害のモニタリング(調査)
      C一般投票のモニタリング   等など…

●HAK訪問の感想
 HAKの皆さんは、とてもしっかりとしていて、全ての言葉が力強かった。実際に現場で働い
ている彼らは、プロ
グラムを実行することの難しさを知っていた。しかし、諦めることなく自分
達の手で自分達の国を良くしたいという
熱意が、私達にひしひしと伝わってきた。彼らは「社
会、経済、文化的に真の独立を果たしたい」と述べた。

 そして、私たちに対し「日本に帰ったら、東ティモールが第二次大戦中に日本軍の支配下
に置かれたことを、少
しでも多くの人々に伝えて下さい」と述べた。

◎農村での出来事
 とにかく、一番印象に残っているのは、ダンス!!ダンスは彼らなりの精一杯のおもてなし
だそうだ。ルスラウ
に到着した夜と次の日の夜は、寝る間も惜しんでダンスをした。私は疲労
困憊だったが、頑張って踊った。男女
がペアを組んで、生演奏の中結構な密着度で踊る。
初めは恥じらいの心があったが、慣れると何も気にせず楽
しんで踊っている自分がいた。
 コーヒーの加工作業は、想像以上に大変だった。私達が日頃目にするコーヒー豆になるま
でに、ほんとにたく
さんの工程をへているんですよね…(詳しく知りたい方はPARCのHP
見て下さい)。

・ミニ知識;現地の若者の間では、サンバイザーを逆さにしてかぶるのがかっこいいらしい。

<感想>
 ツアーの参加者は、ほぼ同年代の男女8名だった。おもしろいメンバーが揃って、一段と
楽しい旅となった。私
は初めての発展途上国だったが、こんなに楽でいいのだろうか?と
いう感じだった。滞在が短すぎたことがかな
り悔やまれる。もう少し長く滞在したかった…。
現地で働いている日本人スタッフの方に会えたことも、私にとっ
て良い刺激となった。私も
将来あんなふうに人に優しくなれる素敵な女性になりたいなぁ〜と心底思ったのでし
た。
道のりはかなり険しいけど…。おわり