Newzealand 旅行記

W12 五十嵐 亜里紗



★期間2002年3月1日〜26日
★目的
高校の時にホームスティした家族に会う
      NZの先住民族マオリの文化を追う
      NZの景色を楽しむ

★費用
往復飛行機代8万円・宿泊費3万円・食費2万円・国内移動費1万円・その他1万円。
      合計15万円


★高校の時NZのWairarapaという地方のGreytownという町にホームスティをした。それから4年間
  連絡を取り続けて、念願の再訪を果たすことが出来た。


★日程

 
●1日(土) 16:00 成田出発(大韓航空)。
            18:00 韓国ソウル仁川空港に到着&乗り換え。
 ●2日(日) 12:00 NZオークランドに到着(3泊)。
         初めてのバックパッカーズ宿泊で不安だらけだったが、いろんな国の人とステキな
         出会いがあった。この種のホテルの良さを知る。オークランドには、あり得ないくらい
         の東洋人がいた。

 ●5日(火) 20:00 夜行バスで首都ウェリントンに出発。
 ●6日(水)  7:00 ウェリントンに到着(1泊)。
          ウェリントンはオフィス街と言われるだけあって、スーツに身を包んだ人が多かった。
          オークランドに比べてまじめなイメージだ。でも、そんな街でも、ゆったりとした空気
          が流れる。

 ●7日(木) 18:00 グレイタウンに到着。ホストファミリーに再会(4泊)。
         4年ぶりのMontgomerie家との再会!!。表現できないくらい感激した。以前と変わ
         らず、家族の一員として迎えてくれた。

 ●11日(月) 15:00 フェリーで初の南島へ。
          18:00 ピクトンに到着(1泊)。
 ●12日(火) 13:00 ホェールウォッチイングで有名なカイコウラへ(2泊)。
          ホェールウォッチイングをしにカイコウラまで来たのに、すべての船が出航しな
          かった。最近、多すぎる観光船のために鯨の生態系に影響が出ているためらし
          い。残念だったけれど、カイコウラの景色は、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれ
          るほどキレイだった。

 ●14日(木) 19:00 北島に戻り、再びホームスティ(4泊)。
          相変わらず、いろんな所へ連れて行ってくれた。ホースライディング、海、トレッ
          キング、ジェットボート、ツチボタル見学、農場の手伝い、家事の手伝い、日本
          料理を作ったことなど、すべて忘れられない想い出。

 ●18日(月) 10:00 1人でウェリントン泊(1泊)+(友達と1泊)。
          ウェリントンに1人で住んでいるおばあちゃんに会う。その夜、1人でドミトリー1
          宿泊に挑戦した。

 ●20日(水) 13:00 バスでロトルアへ移動(3泊)。
          ロトルアは、かつて国内最大のマオリの一族が住んでいた街。ここで、マオリの
          文化を観る。

 ●23日(土) 18:00 オークランドへ移動(2泊)。
          初めに泊まったバックパッカーズで友達になった韓国人と、約束していた再会。
 ●25日(月) 20:00 オークランド出発。
 ●26日(火)  5:00 韓国ソウルに到着。
         11:00 成田到着。

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★感想

  
今回、旅の一番の目的は、ホームスティ先で前回できなかったことをやる、ということだった。
前回は緊張し過ぎていて、積極的に話しかけなかったし、手伝いもできなかった。日本料理を作ろ
うと思って材料を持っていったにもかかわrず、言い出せずに終ってしまって、後悔ばかり残ってい
た。

  しかし、今回は積極的に話しかけ、前回よりもスムーズにいろんなことを話せたし、料理も2回も
した。だから、この目的を果たせたので大満足。

  それから、自分たちですべてを計画して、予約・確認・トラブル防止などすべて、誰の助けも借り
ずにやった、ということはすごい自信につながった。20歳にもなって恥ずかしいけれど、インフォメー
ションでホテルや船の予約をしたときは、嬉しくて心の中でガッツポーズをしていた。

  バックパッカーズに泊まることは、両親に反対されていたけれど、危険なことを承知で泊まった。
でも、そこには多国籍の友達の輪が広がる機会があった。その場限りの出会いの人もいるけど、
決して無駄な出会いじゃないと思えるような人たちばかりだった。次回もバックパッカーズの旅をし
たいと心から思っている。

  マオリの博物館や、現在も暮らしている村を見ると、マオリの文化はNZ全国民の誇りであるよ
うに尊重し、マオリの人たち自身も一族を誇りに思って生きているようだった。この先住民族を観
光として観ていいていいものか、少し考えた。日本も、アイヌの人たちをこのように尊重して、一緒
に生きていくべきだったと思った。

  NZの景色は、やっぱり心に染み渡ってくるような、素晴らしいなんて言葉が軽過ぎるように感
じるくらいキレイだった。羊の群れのむこうに広がる夕焼け、ミルキーウェイが見える星空、オーク
ランドの夜景、脳裏に焼き付いて離れない。景色を楽しみに、わざわざ行ってもいいと思うくらい。
そんな景色の写真が1枚もないのは、泣きたいくらい悲しい・・・。

  今回は2人での旅行だったけど、次回は1人でバックパッカーズの旅をしようかな、とたくらみ中。