カナダ短期留学

ME02 桃野 綾子


日程2002年7月26日〜8月26日
費用40万円(飛行機代16万、ホームステイ9万、入学金,授業料10万、その他


★夏休みということもあり、空港には多くの日本人がいた。1ヵ月間ホームステイしたが、日本の自宅よりはるかに広く立派な家で驚いた。ホストファミリーはインド人の5人家族で、長女23歳と長男20歳と次女15歳の3人兄弟でした。カナダでは20歳を過ぎると大体の人は家を離れて暮らすらしい。しかし、夏休みなのでみんな帰ってきていた。ある日、食事中に23歳のお姉さんと、20歳のお兄さんが兄弟喧嘩をした時があり、あまりの迫力に少し怖かった。映画みたい・・・。

★語学学校は家からバスで約40分の場所。バスは定刻に来ることは全くなく、土日はそれがひどく1時間以上バスを待ったこともあった。他に交通手段はスカイトレインというモノレールのような電車と、シーバスという船のような乗り物があった。
 語学学校ではほとんどがアジア人でスイス、メキシコの順に多かった。18歳以上の学校で、年齢層は様々。授業はConversation, Grammar, Electivesの3つで、内容は会話が中心。先生によって授業が全然違うので、もしクラスが気に入らなければすぐに変更することが可能だった。さらに、ホームステイ先のことから食事に対する不満まで相談でき、生徒に対するケアがとても充実していた。

★料金には消費税が7%つく。お土産や観光地の入場料は高かった。食料品や生活用品は高いという印象はない。レストランは店によって違うが、比較的安い店が多い。


★世界中の人と習慣の違いや日本の印象について話ができたことは、とても貴重な体験だった。ホームステイ先の家族に聞いた日本の印象は、技術が発達していてよく働くとのこと。彼らは全く日本に興味がないらしく、日本についてあまり知らないようだった。それとは反対に、台湾の人は日本人に興味を示してくれフレンドリーでした。台湾で日本のテレビ番組が放送しているらしく、共通の話題について話ができた。

★経済大国の部類に入るカナダだけあって、ダウンタウンの景色は高層ビルが建ち並びあまり新鮮な感じはしなかった。しかし、少し歩けば海が見え、東京では考えられないくらい大きな公園があり、そこでのんびり過ごしている人達を見ると私の気持ちも穏やかになった。

★カナダは多民族国家で、本当に様々な人が暮らしていた。多様文化を尊重し保護するカナダの政策が成功することに対して、世界人類が注目し期待していると思う。私も今後のカナダに期待したいと思う。
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