室井ゼミナール論文集:第21号


  はしがき

 本論文集は、室井ゼミナール第16期生の2年次進級論文集である。如何なる情報が飛び交っているのか、年を追うたびに進級論文の提出が遅れてきている。私の方も、全員の原稿が揃わないと朱入れをやらないので、論文集の作成が大幅に遅れてしまった。
 本論文集に収めた第16期生の進級論文のテーマは、「Formula One最速の世界」「刺青」「筋肉その性質と性・人種による違い」「戦争と『暴力』」「薬物悪魔の薬」「馬馬と人との心のつながり」「マリー・アントワネット1人の女性として」「オムライス卵とのハーモニー」「漢方意外な効能」「ネットワーク社会」「英語日本人の英語」「色のミステリー」「である。
 これらの論文のタイトルからも想像されるように、この学年はどこか少し変なのである。自分が最も関心を抱くテーマに対して、深い洞察を加える作業こそが大切なのである、という私の<南無阿弥陀仏>を各人なりに理解はしているが。
 なお、今年の4月から、新ゼミ長の伊藤航也君をはじめとして、この第16期生12名が中心になって室井ゼミを運営している。
                                
                2001年7月11日  室井 義雄



          Cowrie Shell Money, Nigeria


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