インド 〜女2人だけの旅〜


W15 青木 梨奈
W15 北野 

  ★日程:2005年28
   旅費:12万+おこずかい
   為替レート:1ルピー=2.6
  
物価:ビール(1
リットル80ルピー、水(1リットル15ルピー、
      ペプシ(
200ml5ルピー

  28日(1日目)
      ・14時・成田発 当初の予定は12時 エンジン故障のため遅れる
    (−
.;
      ・成田空港で、さっそくインド人に話しかけられる。気楽に話してくる
     インド人に注意!と書いてあったので、日本にいる時点ですでに不安
     になる。


  29日(日目)
     午前:車でデリーからジャイプール
     午後:ジャイプール観光 シティーパレス、天文台、風の宮殿
        ・ホテルの外で朝5時に始まるイスラム教の祈りの歌らしきものに
      起こされる。
       インドは目覚ましいらず?!観光では、インド人の頭の良さ
      に驚き、赤褐色の建物に魅せられる。


  30日(日目)
     午前:像に乗ってアンベール城へ
     午後:自由行動! 民族舞踊とメヘンディー体験
       ・シティーパレスもアンベール城も宝石による飾りが施され、とても
      印象的だった。ジャイプールが宝石がとれる町であるとこがあら
      われている。メヘンディーはへナで体に絵を描くもの。
100ルピー
      分やってもらった。


  31日(日目)
      アグラ観光 タージマハル・アグラ城
       ・アグラ城は想像以上に大きかった。城の半分は軍隊が住んでいる
     らしく、見られなかった。

      ・タージマハル…私達はこれを見に来たのだー!!!実物はやはり
     すばらしかった。
      この日は偶然にも后の命日で、入り口にはイスラム教の人たち
     が集まり、祈りをささげていた。大きな大きなこの白い墓、ター
     ジマハルは、王から后への愛の印。この愛の大きさを私達含め、
     今まで何万何千人もの人が感じてきたのだろうか。
      改めて、インドの歴史の古さや深さを感じた。その後なぜか、
     コリアン
TVにインタビューされる。恥ずかしかった(><)!

  写真をクリック⇒拡大

   日(日目)
    ・バラナシーに向け列車で移動。移動時間は7時間。
    ・2等列車!!インド人にもまれてくるぞと意気込み、いざ出陣。…が、
     2
等でもエアコン完備のSleeper。内心ドキドキ、でも実はワクワクし
   ていたのでがっかり。

    ・20時半ムガルサライ駅に到着。
     駅のホームは寝ている人、ものを売っている人たちなどでごったが
   えしていた。今まで見てきたデリーやアグラ、ジャイプールとはま
   た違う雰囲気を感じた。

   月2日(日目)
    ・5時:ガンジス河沐浴見学。
    ・ついにお目見えガンジス河。日はまだ出ていない、しかしガンジス
   は人で溢れている。
実際沐浴を目の前にすると何も言えなくなっ
   た。ここから見る朝日は、今まで見てきたものとは違い、なにか
   神的なものを感じた気がした。気のせい???

    ・ヴィシュワナート寺院、サールナート遺跡、ヒンドゥー大学、機織
   工場見学

    ・夜デリーに向け13時間列車で移動。

   日(日目)
    ・デリー市内観光:ラージガート、フマユーン廟、インド門、
   クトゥブ・ミーナール

    ・フマユーン廟は、タージマハルとは逆で、后が王のために建てた
   お墓。そのためこの遺跡の要所要所に女らしさが感じられる。そし
   てなぜかフマユーン廟で人気者になる。

    ・タンドリーチキンを食べる。12回カレーを食べ続けたが、ここ
   のカレーが今まで一番おいしく、最後のインド料理を飾るのに最高
   のお店だった。右手だけで食べるもの慣れた二人☆

    ・インドにお別れを言い9時半、日本に向け出発

   日(日目)
    ・8時:日本に無事到着

 <感想>

 ☆青木:念願のインドへ行き、インドの古い歴史を多く感じてきた。そし
て、貧富の差の現実を肌で感じ、インドの経済発展は一部の富裕層のもので
あるのではないかと思った。
 一番印象的だったのは、移動中の農村の様子だ。車から見る限りは、のどか
で住人がのびのび暮らしている感じだったが、次は農村地域に赴きたいと思っ
た。一時人間不信になったが、こりずにまたインドへ出かけたいと思う。そし
て、今回の旅行をこれからの学業に生かしていきたいと思う。

 ☆北野:行かなきゃいけないとなぜか感じたことから始まったインドへの
旅。行ってみるとそこは想像をはるに超えたすごいところであった。町に溢れ
る人の多さやものすごい貧富の格差。最近インドの急成長が騒がれているが、
こんなにおなかをすかせ、服も体も汚れたままの人があんなにも多いインド
を、ひとくくりにして成長と言ってしまうことは間違っているのではないか。
 それと同時に国家のあり方というものを根本的に考えされられた。政府は何
をしているんだと何度も旅中に思ったが、そもそも国家というものは西洋が
作った概念だということを後から知った。だまされ、何度もぼったくられた
旅だったけど、また行きたいと思える国であり、何か惹きつけられる。
 梨奈と二人本当に楽しい旅だった。