ネブラスカ大学 <期間:平成12年7月29日〜9月1日> W10 鈴置 健次
◆選考 国際交流会主催のTOEFL・ITPを受けたが(夏期に限り)どうやらあまり点数は関係ない様だ。 ◆ネブラスカ州 中西部の大草原地域に属し、北はサウスダコタ州、南はカンザス州、西はワイオミングおよびコロラド州とそれぞれ州境を共にし、日本の本州程度の面積に、約160万人の人口を有する。ネブラスカ州は、白人居住地域であり、人口の98%が白人である。確かに、私の通ったUNL(University of Nebraska-Lincoln)以外では黒人を見かけなかった。 ◆UNL UNLはその名の通り、ネブラスカ州立大学でキャンパスは一般の学部があるシティキャンパス、主に農学系の学部があるイースト・キャンパスの2つに分かれる。私は勿論、シティ・キャンパスであった。大学構内の施設、設備は大変進んでおり、バリア・フリー化が徹底されていた。 ◆住まい ネブラスカでの生活は、当初の予定ではほとんどの期間、ドミトリー(寮)生活と聞かされていたが、予定が大幅に変更!最初の1週間だけ大学敷地内のドミトリーにいたが、後の約3週間は現地家庭でのホームステイとなった。 ◆勉強 TOEFL中心の授業であった。授業は朝9時から始まり、40分授業を4コマ(リスニング、グラマー、リーディング、アメリカントピックス)行い、お昼で終了。先生たちは一人一人が個性的でユニークであった。生のアメリカン・ジョークに大感動!また、先生達は質問をするととても喜んでくれた。「自ら学ぶ」姿勢が大事なようだ。 ◆チューター・アクティビティ お昼に授業が終り、午後は遊びの時間!チューターと呼ばれるアシスタント・スタッフがショッピングやスポーツ、遊びなどに連れていってくれた。その中には、かつて我がゼミを訪れてくれたジョン君の姿も…。そして、授業のない週末にはキャンプに行ったり、隣りのカンザス州に野球観戦や遊園地にも行った。午前中は授業、午後は遊びという分かりやすいスタイルが良かった。 ◆ホームステイ ホームステイは、ドミトリーの時のルームメイトと2人一組で約3週間お世話になった。場所は、郊外のデビット・シティと呼ばれる、本当に小さな町であった。ホストファミリーは、40代の夫婦に、高校生の女の娘が1人。この娘さんにはだいぶ悩まされたが、両親(パパとママ)は気さくな人たちで、私は特にママとよく話していた。パパの仕事は畜産関係の仕事が中心であったが、他にも小さな洋服屋さんをやっていたり、アンテナの取り付け等、様々な副業を行っていた。 ◆研修旅行 ネブラスカでの勉強を終え、日本に帰る前にご褒美!ニューヨークとワシントンに行くことが出来た。ニューヨークでは米粒大の大きさの自由の女神に感動、ワシントンではホワイトハウス見学が出来たが、あいにくクリントンはコロンビアに飛んでいて、ヒラリーも居ない様であった。連日楽しかった。 ◆費用 50万円+御小遣い(高い!!) 〜感想〜 毎日があっという間に過ぎていった。生活の面ではそれほど戸惑うことも無かったが、学習がやはり大変であった。それでも、友人やチューター、ホストファミリーと色々な事を話しているうちに自然と何とかなった。現地では留学中の加藤彩さんにも出会えて良かった。 毎日の密度が濃く、非常に充実していた。費用は高いが、それに見合うくらいの内容であった気がする。 |