<期間> 平成18年2月19日〜3月18日(28日間)
<学校> 北京大学(中国の「東大」)
<費用> 16万7千円+お小遣い
<人数> 21名(男9名、女12名)
T 北京市
北京市は、大きく中心部と郊外に分けられる。ガイドブックで紹介される観光名
所のほとんどは北京市の中心部である。郊外は農村地域、いわゆる田舎だ。だか
ら、上海のように、北京が都会だとは一概に言えない。むしろ、北京市は大半が
農村地域で構成されている。
しかし、中心部は中国の首都だけあって栄えていた。メインロードは、北京オリ
ンピックを意識してなのか、道路沿いの建物が一斉にライトアップされていた。
また、歴史建築物が沢山あるので、見所は豊富である。
U 学習面
学校での授業は、まず先生との面接試験の結果で、レベル別のクラス編成が行わ
れた。僕は、応用のクラスで9名の仲間(内7名が女性)と勉強した。先生は、国
際関係学を専門とする75歳のおじいさん教授だった。授業の前半は、学生の日常
生活の出来事を中国の文化や風習等と関連付けて、中国語で説明してくれた。後
半は、説明文が英語で書かれているテキストを使って勉強した。
また、クラスのみんなで中国版謎々を解いたり、歌も唄ったりした。授業時間
以外に孫悟空の映画を見たりもした。そういえば、最後の授業の時は、みんな泣
いていたな・・・
V 生活面
平日は、午後がフリータイムなので、みんな北京市の繁華街等に遊びに出掛け
た。僕もメンバーの色々な人と観光名所に行った。土日は、万里の長城等の北京
市郊外の名所にメンバー全員で行った。
食事では、多くの中華料理に挑戦した(イスラム料理に火鍋、北京ダック)。
朝は、美容と健康のために、公園で太極拳をした。中国のおじいちゃん、おばあ
ちゃんと会話しながら、時間がゆっくり過ぎていったな・・・公園の遊具は、良く
造られている健康器具だった。意外に運動になった。よく授業中にお腹が鳴って
いたし。
W 現地人との交流
僕は去年1ヶ月間中国に行ったことがあるので、現地人とのコミュニケーション
は割りとスムーズにできた。語学面で、上達したかは未知数だが・・・上海のと
きは、女性店員に会うために2〜3週間CD屋に通いつめたりもしたが、今回はそん
な力が湧いてこなかった 笑 しかし、タクシーに良く乗っていたので、運ちゃん
と話す機会が多かった。仲良くなれば、お互いに電話番号の交換をすることも
あった。
あと、メンバーの中には、インターネットカフェの女性店員とデートしたり、北
京大生のサッカー部の練習に参加したりする、活発な学生もいた。
X 感想
僕にとって、海外は2回目の経験だった。しかも、また中国だから、サノジュン
は真っ赤かと思うだろう。確かに、今度は政治色の強い北京だけに、すっかり汚
染されたかもしれない 笑
あと、カルチャーショックもほとんどなかった。よく風貌が中国人に間違われた
しね(実はちょっと嬉しいです)。逆に、初めてのときとは違う感覚が多々あっ
た。例えば、コンビニに関して言えば、上海は20〜30m間隔に一店舗あるのに対
して、北京は100メートルに一店舗あれば良い方である。
今回の北京短期留学は、考えさせられることも多かったが、結果的に楽しい日々
を送れた。また、一段と中国通になったしね♪
【物価調査】
・為替レート 1元=15円
・コーラ/ペプシ 3.5元(52.5円)
・ビール(1缶) 3元(45円)
・水(150m?) 1元(15円)
・外食1回 3〜10元(45〜150円)
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