●日程:2005年2月20〜3月19日(28日間)
●研修先:中国・上海大学
―目次―
@ 私の海外第一印象
A 初めて現地人と触れたときの感想
B 海外生活(中国短期留学)で驚いた点・困った点
C コミュニケーションの大切さ
D 私にとっての中国・上海
@ 私の海外第一印象
まず、私が浦東国際空港に降り立ったときに感じたことは、中国という国の大き
さだった。まず、空港の規模が日本と全然比べ物にならないくらいに大きい。到着
ロビーが異様に広かったことを覚えている。そして、道路が3〜4車線で、幅も広
かった。空港の周りはまだ未開発らしく、地平線が見えた。
A 初めて現地人と触れたときの感想
私が自分自身で初めて大学の外に出たのは、留学3日目のことだった。留学の仲
間のほとんどが、人民広場に向かう中、私と相方(一ヶ月間共に行動した人)は、
そことは別方向の場所に向かうことにした。観光ブックには載っていないようなと
ころに行きたかったからである。
実際に行ってみたら、私は、現地人の生活に触れることができた。私が、初めて
中国人と触れたのは、ある商店街の本屋に入ったときだ。その人は、50代くらいの
おばさんで話好きな人だった。彼女がマシンガンのように次から次へと話すので、
私は最初当惑した。しかし、こちらが片言の中国で自分について、少し紹介する
と、丁寧に応対してくれた。そのとき、コミュニケーションすることがこんなにも
大変で、楽しいものだと知った。
B 海外生活(中国短期留学)で驚いた点・困った点
私が上海に行って最初に驚いたことは、交通マナーの悪さだ。車第一主義だから、
青信号でも自動車は平気で横断歩道に侵入してくる。また、信号機はタイムリミッ
ト制なので、道路を横断するのでのんびりしていられない。私自身も何度も車に轢
かれそうになった。また、現地人は平気で横入りするので、地下鉄の切符を買うの
は、早い者勝ちだ。そして、苦労したことは、食事選びだ。日本人は、中国に来れ
ば金持ちだ。よって、食べ物のランクも自分で選べられる。また、中国の料理は全
体的に脂こっい。運がよければ満腹になるし、運が悪ければ食あたりになる。だ
が、これも結構おもしろい。
C コミュニケーションの大切さ
コミュニケーションの大切さに気付かされたのは、上海大学の日本語を習ってい
る学生と会話練習したときである。ここで身にしみて感じたことは、中国語の練習
をする前に自分から進んで話をすることである。当たり前のことだが、これが何よ
りも大切だと思った。
D 私にとっての中国・上海
上海は、私にとって海外初体験の記念すべき場所だ。だから、上海を通してでし
か、海外がどういうところなのか理解できない。逆に言うならば、上海を通して世
界各地に行って見たいと思う気持ちがより膨らんだ。その意味で上海という都市
は、私に海外に行く勇気を与えてくれた、かけがえのない場所だ。また機会があれ
ば、私は相方といっしょに上海に行くつもりである。
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