●主催NGO:ストリートチルドレンを考える会
●ツアー参加者:菊池雄一朗・小池裕佳・土屋麻衣子
(ツアー参加者はこの3名も含めた14名)
●ツアー先:メキシコ
・首都メキシコシティに滞在し、そこから様々なNGO施設に行き活動を見学
した。その他、世界遺産であるテオティワカン遺跡に行ったり、ソチミルコ
で舟遊びをしたりした。
●ツアー期間:2005年8月22日〜8月31日
●旅費:24万円(チケット代、ホテル代、移動の際の交通費、朝食・昼食代込み)
・この他、現地で必要なお金は夕食代、お土産代、軽食代くらいで、約2万円
●物価:物価は日本の2分の1くらい。確かにコンビニやスーパーでのちょっと
した買い物や、民芸品市場でのおみやげなどは日本より明らかに安く、
どれも手の出しやすいものだった。
しかし、マックは高いセットだと55ペソ(約600円)くらいし
たし、電化製品は日本より明らかに高く、またホテル、レストランな
どでは必ずチップが必要なので、日本で話を聞いていたほど「この国
は何でも安いなぁ」という印象ではなかった。ちなみに、室井先生
がよく物価の比較に例を挙げるコーラは600mlで5ペソ(約55
円)くらい。
【8月22日】
・17時20分に成田を立ち、ロスを経由して、19時18分にメキシコ
シティへ着く。
・菊池:初めて自分の目でストリートチルドレンを見て、あまりの陽気さ
に驚く。明らかに想像と違っていた。
・小池:車のあまりにも早くて荒い運転に驚く。
【8月23日】
・菊池:NGO「プロ・ニーニョス」のスタッフと共に路上訪問。
ストリートチルドレンに会う。
みんな個性のある子どもで、「ストリートチルドレン」とマクロ的
に呼ぶことに疑問を抱く。
「プロ・ニーニョス」の子どもにキャップをとられ、けんかになる。
・土屋:NGO「プロ・ニーニョス」のデイセンターの子どもたちと遊ぶ。
路上で生活しているとは思えないほど明るい子供たちでびっくり。ただ、
やたらと女性に抱きつきたがるなど愛情不足を感じた。
・小池:NGO「カサ・アリアンサ」でHIV-AIDS・薬物予防セミナーに
参加、子どもたちと遊ぶ。
子どもに2ペソちょうだいと言われる。カメラを見せると奪われ、なか
なか返してくれないことに焦り、恐怖を感じた。
・NGO「ジョリア」の子どもたちに折り紙を教える。
スペイン語をまったく話せない自分に失望。
【8月24日】
・菊池:NGO「プロ・ニーニョス」のデイセンターの子どもたちと
遊ぶ。
昨日けんかした子どもと仲良しになる。しかし、昨日のことを覚えていな
いと知り、ショックをうける。なぜなら、それはドラッグのせい
だったから・・・。
・土屋:NGO「プロ・ニーニョス」のスタッフと共に路上訪問。
ストリートチルドレンに会う。
子供たちがドラッグの奪い合いや、大人から上手にお金をもらっている
のを目の当たりにする。
・小池:NGO「カサ・ダヤ」訪問。
会ってすぐベト(2歳)から抱きついてくれたコトに感激。ベト、アレック
ス兄弟のあまりの可愛さに日本に連れて帰りたくなる。
【8月25日】
・菊池:NGO「カサ・ダヤ」訪問。
サッカーに熱中しすぎて筋肉痛になる。カサ・ダヤの少女はとても大人
びていた。
・土屋:NGO「カサ・ダヤ」訪問。
さっきまで子供にご飯を食べさせていた女性が元気にサッカーをして
いる姿を見て、まだ少女であることを実感。
・小池:NGO「プロ・ニーニョス」のスタッフと共に路上訪問。
ストリートチルドレンに会う。
ストリートチルドレンも日本の子どもと同じ子ども、何の変わりもな
い普通の子どもだと実感。
【8月26日】
・3人:「オガーレス・プロビデンシア」「ソンリサ」「カラサンス」
「ドン・ビクトル」「マチンクエパ・サーカス教室」という5つ
のNGOを訪問。
【8月27日】
・3人:水郷地帯ソチミルコで、「カサ・ダヤ」「ドン・ビクトル」
の子どもたちと水郷散歩を楽しむ。
その後スーパーへ行き、おみやげ購入。土屋の体調が悪くなり、土屋・
小池はホテルへ戻る。菊池はガリバルディ広場へ行き、テキーラを飲
んで同じく体調を崩す。
【8月28日】
・菊池・小池:世界遺産でもあるテオティワカン遺跡へ行く。
その後、元スラム地区である「ドス・デ・オクトゥーブレ」地区
に行く。
コーディネーターの工藤さんと親交の深い人の家の誕生日会に参加する。
・土屋:ドクターストップ
【8月29日】
・菊池:「カサ・アリアンサ」「ジョリア」という2つのNGOを訪問。
「カサ・アリアンサ」の17歳の少年に腕相撲で負け、「日本の男は貧弱だ」
と言われる。筋トレに励むことを決意する。
民芸品市場でおみやげ購入。
・小池:NGO「プロ・ニーニョス」のデイセンターの子どもたちと遊ぶ。
路上へと帰っていく時の彼らの寂しげな表情や行動にグッとくる。
・土屋:ドクターストップ
・この日が最後だったので、夜、簡単な打ち上げをやる。ツアー参加者
14名とコーディネ―ターは本当にいい人だったと実感する。
【8月30日】
・7時15分にメキシコシティをたち、ロスを経由して、8月31日の
14時25分に帰国。
・土屋、おたふくがばれないように髪で隠して搭乗。
・3人による感想は書ききれないため、ゼミにて・・・。
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