NGOによるメキシコStudy Tour報告

W16 菊池 雄一朗
W16 小池 裕佳
W16 土屋 麻衣子


  主催NGOストリートチルドレンを考える会
ツアー参加者:菊池雄一朗・小池裕佳・土屋麻衣子
         (ツアー参加者はこの3名も含めた
14名)
ツアー先メキシコ
  ・首都メキシコシティに滞在し、そこから様々なNGO施設に行き活動を見学
  した。その他、世界遺産であるテオティワカン遺跡に行ったり、ソチミルコ
  で舟遊びをしたりした。

ツアー期間:2005年8月22日〜8月31日
旅費:24万円(チケット代、ホテル代、移動の際の交通費、朝食・昼食代込み)
  ・この他、現地で必要なお金は夕食代、お土産代、軽食代くらいで、約2万円
物価:物価は日本の2分の1くらい。確かにコンビニやスーパーでのちょっと
    した買い
物や、民芸品市場でのおみやげなどは日本より明らかに安く、
    どれも手の出しやすいものだった。
     しかし、マックは高いセットだと55ペソ(約600円)くらいし
    たし、電化製品は日本より明らかに高く、またホテル、レストランな
    どでは必ずチップが必要なので、日本で話を聞いていたほど「この国
    は何でも安いなぁ」という印象ではなかった。ちなみに、室井先生
    がよく物価の比較に例を挙げるコーラは600mlで5ペソ(約55
    円)くらい。


 【8月22日】

    ・17時20分に成田を立ち、ロスを経由して、19時18分にメキシコ
      シティへ着く。

     菊池:初めて自分の目でストリートチルドレンを見て、あまりの陽気さ
      に驚く。明らかに想像と違っていた。

     小池:車のあまりにも早くて荒い運転に驚く。

 【8月23日】
    菊池NGO「プロ・ニーニョス」のスタッフと共に路上訪問。
     ストリートチルドレンに会
う。
        みんな個性のある子どもで、「ストリートチルドレン」とマクロ的
      に呼ぶことに疑問を抱く。
       「プロ・ニーニョス」の子どもにキャップをとられ、けんかになる。
   ・土屋:NGO「プロ・ニーニョス」のデイセンターの子どもたちと遊ぶ。
      路上で生活しているとは思えないほど明るい子供たちでびっくり。ただ、
      やたらと女性に抱きつきたがるなど愛情不足を感じた。

   ・小池:NGO「カサ・アリアンサ」でHIV-AIDS・薬物予防セミナーに
    参加、子どもたちと遊ぶ。

      子どもに2ペソちょうだいと言われる。カメラを見せると奪われ、なか
      なか返してくれないことに焦り、恐怖を感じた。

  NGO「ジョリア」の子どもたちに折り紙を教える。
      スペイン語をまったく話せない自分に失望。

 【8月24日】
    菊池:NGO「プロ・ニーニョス」のデイセンターの子どもたちと
     遊ぶ。

      昨日けんかした子どもと仲良しになる。しかし、昨日のことを覚えていな
      いと知り、ショックをうける。なぜなら、それはドラッグのせい
      だったから・・・。

    ・土屋:NGO「プロ・ニーニョス」のスタッフと共に路上訪問。
    ストリートチルドレンに会う。

       子供たちがドラッグの奪い合いや、大人から上手にお金をもらっている
       のを目の当たりにする。

    ・小池:NGO「カサ・ダヤ」訪問。
      会ってすぐベト(2歳)から抱きついてくれたコトに感激。ベト、アレック
      ス兄弟のあまりの可愛さに日本に連れて帰りたくなる。 

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 【8月25日】
    ・菊池:NGO「カサ・ダヤ」訪問。
       サッカーに熱中しすぎて筋肉痛になる。カサ・ダヤの少女はとても大人
     びていた。

    ・土屋:NGO「カサ・ダヤ」訪問。
       さっきまで子供にご飯を食べさせていた女性が元気にサッカーをして
     いる姿を見て、まだ少女であることを実感。

    ・小池:NGO「プロ・ニーニョス」のスタッフと共に路上訪問。
     ストリートチルドレンに会う。

       ストリートチルドレンも日本の子どもと同じ子ども、何の変わりもな
     い普通の子どもだと実感。


 【8月26日】
    ・3人:「オガーレス・プロビデンシア」「ソンリサ」「カラサンス」
     「ドン・ビクトル」「マチンクエパ・サーカス教室」という5つ
     の
NGOを訪問。


 【8月27日】
    ・3人:水郷地帯ソチミルコで、「カサ・ダヤ」「ドン・ビクトル」
     の子どもたちと水郷散歩を楽しむ。

       その後スーパーへ行き、おみやげ購入。土屋の体調が悪くなり、土屋・
     小池はホテルへ戻る。菊池はガリバルディ広場へ行き、テキーラを飲
     んで同じく体調を崩す。


 【8月28日】
    ・菊池・小池:世界遺産でもあるテオティワカン遺跡へ行く。
    その後、元スラム地区である「ドス・デ・オクトゥーブレ」地区
    に行く。
    
コーディネーターの工藤さんと親交の深い人の家の誕生日会に参加する。
    ・土屋:ドクターストップ

 【8月29日】
    ・菊池:「カサ・アリアンサ」「ジョリア」という2つのNGOを訪問。
    「カサ・アリアンサ」の17歳の少年に腕相撲で負け、「日本の男は貧弱だ」
    と言われる。筋トレに励むことを決意する。

       民芸品市場でおみやげ購入。
    小池:NGO「プロ・ニーニョス」のデイセンターの子どもたちと遊ぶ。
       路上へと帰っていく時の彼らの寂しげな表情や行動にグッとくる。
    ・土屋:ドクターストップ
      ・この日が最後だったので、夜、簡単な打ち上げをやる。ツアー参加者
     14名とコーディネ
―ターは本当にいい人だったと実感する。

 【8月30日】
    ・7時15分にメキシコシティをたち、ロスを経由して、8月31日の
     
14時25分に帰国。
    ・土屋、おたふくがばれないように髪で隠して搭乗。
     ・3人による感想は書ききれないため、ゼミにて・・・。