インド・ラダック スタディーツアー  

W20 徳満翔平


期間:2011/9/12011/9/99日間)
●費用:航空券81,640円(成田〜レー)+研修費128,500+ビザ代2,125
●為替:1ルピー=1.61.8
物価:水1?=20ルピー コーラ600ml25ルピー ネットカフェ1h90ルピー
●言語・宗教:ラダック語・英語、チベット仏教・イスラム教

≪概要≫

 ラダックのNGO(ジュレー・ラダック)を訪問し、農村にホームステイしながら、現地の人と交流し、ラダッキーのスローライフの体験と持続可能なライフスタイルを学ぶスタディーツアーである。


〜スケジュール〜 ※HS=ホームステイ

日程 スケジュール 宿泊
91 午前:高度順応のため休養、
夕方:NGO活動家によるラダックと開発についてのお話し
ゲストハウス
(レー)
92 ラダックのNGOの活動内容と目的について、LEDeGとWALのお話し ゲストハウス
(レー)
93 アンチゴンパ見学、麦刈りなどの農作業体験&ソーラーハウス見学 HS(ハヌパタ)
94 農作業体験、水車の見学と必要性についてのお話し HS(ハヌパタ)
95 移動&休養、酒造り、バター作り体験、自然エネルギーについての
ヒアリング
HS(フォトク
サール)
96 ソーラーハウスについてのお話しと開発に対する考えのヒアリング、
小学校訪問、村の人と文化交流
HS(フォトク
サール)
97 フォトクサールからフェーへ7時間の移動&途中、ラマユルゴンパを見学 SECMOL
(
フェー)
98 学生とワークショップ、文化交流、授業への参加 SECMOL
(
フェー)
99 シャーマン訪問&自由行動 ゲストハウス
(レー)


〜感想〜

 今回、インドの中では他にないチベット仏教の地ラダックを訪問した。素直な感想としては、ラダックの中心地のレーは、物価の高騰や本来あるはずの農業経済も衰退していて、行く前のイメージとかけ離れていて少し残念だったことである。しかし、一歩離れて村に行ってみると、食べ物の自給率が90%を超えている村や自然エネルギーに頼ることや・家畜や自然と共存する生活をする、循環型の生活をしている村もあった。このようなところでは、ラダックの伝統的な生活を維持している地域だと感じた。

日常で便利な生活をしている私は、ラダックのスローで原始的な生活に当初はとても不便さを感じた。一方で、標高が高いことや綺麗な水が流れている地理的要因を活かした、ソーラークッカーやソーラーハウスの利用、水車を利用した生活スタイルには感動した。私自身、ラダックでの生活を体験して、自分で食べるものは自分で作る、というライフスタイルの大変さを身に染みて感じたとともに、自然と共存することの難しさも痛感した。