〈期間〉 2007年2月17日〜3月17日(30日間)
〈研修校〉 イリノイ大学アーバナ・シャンペイン校
〈費用〉 30万円+VISA申請料金+昼食代(平日のみ)+お小遣い
〈為替レート〉 1ドル=117円
〈物価水準〉 コーラ 1.25ドル、水 1.25ドル、外食 約7ドル
○キャンパス
・イリノイ州アーバナ・シャンペインはアメリカ第3の都市シカゴから車で3時間
程度に位置する。いわゆるカントリーサイドである。大学を中心に栄えている
街なので基本的に人は親切で安全だった。私たちが通ったイリノイ大学は国
立大学で数あるアメリカの大学の中でも優秀な大学らしい。(特に広大なキャ
ンパスと巨大な図書館は素晴らしかった!)私たちはその大学のIEIという英
語を外国語として学ぶ人々の為の機関で勉強した。
○授業
・授業は日本同様、クラスごとに異なった教師が指導してくれる。クラス
はReading・Writing・Oral communication・TOEFL structureの4クラス
で専大生のみのクラスだった。
Reading:最初の授業でアンケートをとり私たち生徒の興味のある題材を選び、
教材として読んでいった。カルチャーショックやアメリカの休日・文化などが中
心。ディスカッションも多く行なった。
Writing:アカデミックなWriting Skillを最初に学び、その後卒業論集となるメモ
リーブック作成のためレポートを書いて書いて書きまくった。内容はアメリカで
の生活全般にわたる。
Oral:バスの乗り方からコーヒーショップでの注文の仕方など、実用的なこと
を実際に行ないながら勉強した。外に出て活動することがとても多く、1番楽
しめる授業だった。
TOEFL:パソコンのシステムを使い最新のTOEFLテストの対策授業を受けた。
TOEELの公式なテストに対応した授業であるため難解だった。 |
○生活
・学校での授業は月曜日から金曜日までで授業時間は以下の通りである。
月曜日・水曜日・金曜日
火曜日・木曜日
午前 8:00〜10:00
free
午後 13:00〜15:00
13:00〜17:00
・土曜日はホストファミリーとモールに買い物に行ったり、コンサートに連れて
行ってもらったりして過ごした。私のホストファミリーはアイルランド系アメリカ
人の夫婦で子供は既に独立しており、職業は二人とも教師だった。二人はク
リスチャンで毎週日曜日には必ず教会へ行った。
・また隔週で行われるバイブルスタディーにも参加する程の熱心な教徒である。
その為、大変面倒見がよく毎日美味しいご飯を食べさせてもらい清潔な家出
寝起きさせてもらいすごく快適に過ごすことができた。
○イベント
・専修大学のプログラムで2007年3月3日、シカゴへフィールドトリップへ
出かけた。シカゴでのスケジュールは生徒全員にどこで何をしたいかの
アンケートをとって決定された。
・朝、6時半に集合、夜23時解散というハードスケジュールの中シカゴ美術館・
シェッド水族館・ジョンヘンコックタワーなどを回り、各自買い物なども楽し
んだ。
○感想
・アメリカの感想は一言でいうと『自由・平等』だった。アメリカは本当にいろい
ろな人種の人々がおり、その人々がその人々なりの生活を築いている国だ
と感じた。その中で私たち留学生も留学生だからといって特別扱いされるこ
となくのびのびと生活できた。アメリカに到着して3日目なのに現地の女性に
バス停でバスのルートを聞かれたり、スーパーの店員は気軽に話し
かけてくれたりした。
・その反面、常に自分のやりたいこと・やりたくないことを問われホストファミリー
や学校の職員の人には”If you want to do, you can do it.”と毎日のように言
われた。また、私のホストファミリーが熱心なクリスチャンだったこともあり
アメリカのキリスト教について知ることが出来たことは大きな経験だと思う。
・ただの観光旅行では味わうことの出来ない生のアメリカ、生の比較文化を体
験できとても幸せに思う。この留学を手助けしてくれた全ての人に感謝すると
共に、この経験をこれからの生活に生かせるように頑張っていきたい。