シリア

〜イラク難民たちと過ごした日々〜

W19 保坂 雄太

●日程;2010831日〜97日(8日間)行先 シリア
  費用;16万円<空港券・滞在費・食費含む>(お小遣い、4万円程度)
  為替;1米ドル=約46sp(シリアポンド) 1米ドル=87円(両替時)
  物価;水1.5Lit.=20sp たばこ1箱=75sp アパート1泊=3人で約1000

≪スケジュール≫

 ●1日目

 成田(12時発)----モスクワ----ダマスカス(2415分着)
  移動時間は18時間。
  深夜3時 TOTOの家庭を訪問
  6時 就寝

 ●2日目

 13時起床
  オールドダマスカス(旧市街)の観光

 ●3日目 

 ダマスカス観光
  深夜2時のバスで200km先のラッセバルバセールへ

 ●4日目

 地中海を満喫

 ●5日目

 午前:地中海を満喫
  午後:ダマスカスへ

 ●6日目

 ダマスカス観光
  11時 レンタカーで事故に遭う
  深夜2時発の飛行機でモスクワへ

 ●7日目

 ビザがとれず、まさかの空港に13時間待機

 ●8日目

 10時に成田空港到着

<感想>

航空券しか取らずに来た旅。アラビア語なんてさっぱり。しかもただいまラマダンの真っ最中。本当に日本へ生きて帰って来れるのかよ。とダマスカス空港に着いた時は本気でそう思っていた。けれど、イラク戦争難民のTOTOのおかげでシリアを満喫することができた。イラク人の友達もたくさんできた。今回の旅の目的はイラク難民の実態調査であった。難民って何なの?難民の置かれている現状は?少しでも自分の目で、頭で、心で感じたかった。普段は陽気に振るまうTOTOも時折寂しそうな表情をみせることがあった。それでも私の質問に包み隠さず答えてくれた。今の生活のこと、戦争のこと、政治、宗教、家族や友達など。私の素直な疑問になんでも。そんな事をしているうちに本当に信頼できる友人となることができた気がする。友達になるのに国籍、宗教、言語、人種そんなこと1つも関係ない。どう向き合うかが大事だ。そんな当たり前の事を改めて再確認した旅だった。「私が出会ったのは難民だった。別れを言ったのは友達だっ
た。」なんてね。