シリア 〜イラク難民たちと過ごした日々〜 W19 保坂 雄太
●日程;2010年8月31日〜9月7日(8日間)行先 シリア
≪スケジュール≫ ●1日目 成田(12時発)----モスクワ----ダマスカス(24時15分着) ●2日目 13時起床 ●3日目 ダマスカス観光 ●4日目 地中海を満喫 ●5日目 午前:地中海を満喫 ●6日目 ダマスカス観光 ●7日目 ビザがとれず、まさかの空港に13時間待機 ●8日目 10時に成田空港到着
<感想> 航空券しか取らずに来た旅。アラビア語なんてさっぱり。しかもただいまラマダンの真っ最中。本当に日本へ生きて帰って来れるのかよ。とダマスカス空港に着いた時は本気でそう思っていた。けれど、イラク戦争難民のTOTOのおかげでシリアを満喫することができた。イラク人の友達もたくさんできた。今回の旅の目的はイラク難民の実態調査であった。難民って何なの?難民の置かれている現状は?少しでも自分の目で、頭で、心で感じたかった。普段は陽気に振るまうTOTOも時折寂しそうな表情をみせることがあった。それでも私の質問に包み隠さず答えてくれた。今の生活のこと、戦争のこと、政治、宗教、家族や友達など。私の素直な疑問になんでも。そんな事をしているうちに本当に信頼できる友人となることができた気がする。友達になるのに国籍、宗教、言語、人種そんなこと1つも関係ない。どう向き合うかが大事だ。そんな当たり前の事を改めて再確認した旅だった。「私が出会ったのは難民だった。別れを言ったのは友達だっ |