日本語・英語教育ボランティア in Cambodia
◆期間:2010年9月5日〜9月12日(8日間) ◆スケジュール
○孤児院 0〜19歳くらいのこどもが20~30人暮らしている。ほとんど親が居ないこどもであったが、中には通っているこどももいた。だいたい7歳以上のこどもが日本語と英語の授業を受けていた。それ以外のこどもはお絵かきをしたり、おもちゃで遊んだりしていた。孤児院の食事はタイ米と魚など質素であったが、味付けが美味しくて私は好きだった。でも、こどもたちは年齢に合わず体が小さすぎるので、やはり栄養不足だと思う。 ○無料小学校(サボンスクール) ・約400人のこどもたちが通う。年齢や性別、親の有無も関係なく誰でも授業が受けられる。観光地であるシェムリアップに近いため、外国語の習得が生計を立てるために有効なことから日本語・英語・タイ語を中心に教えている。教室が4つ、図書館が1つあった。 ・日本語の授業は20人くらいの中級者のクラスを担当した。みんな日本語を読むことができて、少し話すことができる。最初はサポートだけだったが、最後の二日間は前に立って一人で授業した。 ・英語の授業は小さいこどもが40人くらいいるクラスを担当した。小さい子が多く、英語も日本語もあまりわからないので大変。ゲームをしたが、とにかくうるさくて静かにするのに一苦労。可愛いので許すけど^^ ◆感想 ・こどもたちは非常に勉強熱心であった。教育をただ受けているのではなく、学びたくて自ら学んでいるといった姿勢であった。学んだことを無邪気に積極的に使ってくる姿は本当に愛くるしいし、見習わなければと思った。 ・個人的にも授業でもこどもたちの夢を聞くようにしていた。みんな必ず夢を持っていて、多いのが先生、ガイド、医者であった。理由を聞くと自分の持っているものを人に伝えたいから、家族や兄弟の助けになるから…など自分のためより、家族や人のためになりたいと言っている子が多くて心打たれた。 ・私にとって初めての途上国、カンボジア。見るもの感じるものすべて刺激的な7日間であった。トゥクトゥクに乗って見る景色は何時間でも飽きない。また、自分の今の環境がいかに恵まれているか、そしてそれが当たり前ではないことを痛感した。こどもたちは本当に人懐っこくて、すぐに名前を覚えてくれた。日本語や英語を教えるのはとても難しくて必死だったが、こどもたちの笑顔に何度も励まされた。私はたった4日間学校に行っただけで、何も残すことができなかったのにも関わらず、多くのこどもたちから『会えてよかった』『ありがとう』という言葉や手紙をもらい、感動した。こどもたちからもらったパワーを自分の力に変えて、色々な形で返していきたいと思う。オークンso much★
|