日本語・英語教育ボランティア  in Cambodia

W19 中川 真里奈

◆期間:201095日〜9月12(8日間)
◆主催団体:ボランティア プラットホーム
◆滞在先:ゲストハウス(シェムリアップ)
◆費用:約20万(プログラム費、航空券、保険、ビザ+α)
◆為替: 1$=84(Sep.3) 1US$4000R
物価: 水$0.5 コーラ() $0.5 外食 $

スケジュール

5日  成田発→ホーチミン→シェムリアップ着 FREE 参加者と外食・マーケット
6日  ボランティア日
 7:20
  ミーティング→ゲストハウス出発
 8:00
12:30  孤児院でこどもたちと遊ぶ→日本語・英語の授業
 13:00
18:00 無料小学校で日本語・英語の授業
 19:00
 ゲストハウス着
 FREE  
参加者と外食
7日  観光(オプション) ニヤン先生がガイドとなって観光♪
 アンコール・ワット→アンコール・トム→バイヨン→象のテラス→タ・プローム
  →タ・ケウ遺跡→キリンフィールド→戦争博物館
 FREE
 参加者とアプサラダンスディナーショー
8日  ボランティア日      FREE  参加者と外食
9日  ボランティア日   FREE  参加者と外食・マッサージ
10日  ボランティア日   FREE  参加者と外食・ナイトマーケット
11日  FREE 観光 ベンメリア(天空の城ラピュタのモデル)→トンレサップ湖
  (
舟に乗りながら、湖にある家や小学校を見学)
 ゲストハウスでお別れ→シェムリアップ発
12日  ホーチミン→成田着

○孤児院

 0〜19歳くらいのこどもが20~30人暮らしている。ほとんど親が居ないこどもであったが、中には通っているこどももいた。だいたい7歳以上のこどもが日本語と英語の授業を受けていた。それ以外のこどもはお絵かきをしたり、おもちゃで遊んだりしていた。孤児院の食事はタイ米と魚など質素であったが、味付けが美味しくて私は好きだった。でも、こどもたちは年齢に合わず体が小さすぎるので、やはり栄養不足だと思う。

○無料小学校(サボンスクール)

・約400人のこどもたちが通う。年齢や性別、親の有無も関係なく誰でも授業が受けられる。観光地であるシェムリアップに近いため、外国語の習得が生計を立てるために有効なことから日本語・英語・タイ語を中心に教えている。教室が4つ、図書館が1つあった。

・日本語の授業は20人くらいの中級者のクラスを担当した。みんな日本語を読むことができて、少し話すことができる。最初はサポートだけだったが、最後の二日間は前に立って一人で授業した。

・英語の授業は小さいこどもが40人くらいいるクラスを担当した。小さい子が多く、英語も日本語もあまりわからないので大変。ゲームをしたが、とにかくうるさくて静かにするのに一苦労。可愛いので許すけど^^

◆感想

・こどもたちは非常に勉強熱心であった。教育をただ受けているのではなく、学びたくて自ら学んでいるといった姿勢であった。学んだことを無邪気に積極的に使ってくる姿は本当に愛くるしいし、見習わなければと思った。

・個人的にも授業でもこどもたちの夢を聞くようにしていた。みんな必ず夢を持っていて、多いのが先生、ガイド、医者であった。理由を聞くと自分の持っているものを人に伝えたいから、家族や兄弟の助けになるから…など自分のためより、家族や人のためになりたいと言っている子が多くて心打たれた。

・私にとって初めての途上国、カンボジア。見るもの感じるものすべて刺激的な7日間であった。トゥクトゥクに乗って見る景色は何時間でも飽きない。また、自分の今の環境がいかに恵まれているか、そしてそれが当たり前ではないことを痛感した。こどもたちは本当に人懐っこくて、すぐに名前を覚えてくれた。日本語や英語を教えるのはとても難しくて必死だったが、こどもたちの笑顔に何度も励まされた。私はたった4日間学校に行っただけで、何も残すことができなかったのにも関わらず、多くのこどもたちから『会えてよかった』『ありがとう』という言葉や手紙をもらい、感動した。こどもたちからもらったパワーを自分の力に変えて、色々な形で返していきたいと思う。オークンso much