期間:2009年8月26日〜9月3日 |
費用:約45万円(航空券、燃油サーチャージ代、会費、
保険料、旅費、お小遣い) |
主催団体:FoE Japan |
為替レート:1ユーロ=138円(2009年8月換金時) |
物価:水(500ml)=€1〜1.5(デポジット付きの場合は€0.25後に
返金)、食事=約€7〜12 |
言語:ドイツ語 |
《概要》
参加者は、8名で大学の教授からNGO職員、会社員、ボランティア活動をしてい
る人、学生など幅広い層の方々が参加しており、皆環境に対する知識も多かったた
め、かなり充実した話が聞けた。
環境先進国であるドイツで、環境に配慮した建物の見学や、地元のNGO、環境省
でのレクチャーでは環境政策や環境教育について学び、日本での環境政策に役立て
また、日本での自らの環境に配慮した行動について考え学ぶ。
《日程》
日 |
スケジュール |
宿泊先 |
8/26(水) |
成田空港(9:35)→フランクフルト(14:15)
フランクフルト(16:50)→フライブルグ(17:00) |
ヴィクトリア |
8/27(木) |
◆エコステーション見学
◆今泉みねこさんからのレクチャー
◆昼食兼ねての市場見学
◆BUND南ライン上流支部でのレクチャー
◆ヴィクトリアホテルのエネルギーマネジメント見学 |
ヴィクトリア |
8/28(金) |
◆朝市見学
◆廃棄物処理会社訪問
◆サッカースタジアムの太陽光発電の見学兼レクチャー
◆ヴォーバン住宅見学
フライブルグ→ゲンゲンバッハ |
ファームステイ |
8/30(日) |
ゲンゲンバッハ(8:52)→ベルリン(15:25)
後自由行動 |
デルタ |
8/31(月) |
◆BUND連邦本部訪問
◆連邦議会議事堂見学 |
デルタ |
9/1(火) |
◆連邦環境省訪問
◆ラントホフプロジェクト見学
自由行動 |
デルタ |
9/2(水) |
ベルリン(10:30)→フランクフルト(11:40)
フランクフルト(13:55)→成田空港 |
デルタ |
9/3(木) |
成田空港着(7:50) |
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《感想》
7泊9日のスタディーツアーで、フライブルグ、ゲンゲンバッハ、ベルリンを回った。
一つ一つで聞く話がとても貴重なもので、ドイツの人々は、市民レベルから環境に
対する考えをしっかり持ち、政策に対してのアクションを起こしていることを知り、
日本との違いを感じた。ツアー自体は、多少移動が多かったため過密なスケジュール
で、大変だった。
街を歩いているだけで、環境に配慮していると感じたフライブルグやゲンゲンバッハ
とは異なり、世界陸上も行われたベルリン市内はやはり車も多く、町全体が観光地に
なっているため、多少違いも感じたが、日本よりもはるかに環境に対する意識が強い
ことは言える。
旅行期間中にちょうど総選挙が日本では行われていて、ドイツのニュースでも取り
上げられていた。ドイツでも、民主党のマニフェストが取り上げられていた。その
中で、高速道路の無料化については厳しい意見があった。ドイツは現在無料化をいか
に厳しくしていくかが問題の中、日本は逆の政策を行おうとしているからだ。
現地にいる時にたまたま総選挙とぶつかったことにより貴重なことが聞けて充実
したツアーだった。
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