INDIA2009〜女5人旅

W18 新井 美香
W18 早坂 香里
W18 浅野 真希
W18  
W18 下川 美奈子


●日程:2009年8月27日〜9月10日
●費用:航空券約6万円+3万5千円(寝台列車代、移動費、宿泊費、ご飯代、
    お小遣い)

●為替レート:1Rs2.1
物価調査:水1L=10〜15Rs.、コーラ15Rs.、一食50Rs.前後、
      宿泊費一泊
100Rs.350Rs.

 ○日程

-

行程

宿泊先

8/27

成田945発、香港経由でデリーへ

Hotel PAYAR

8/28

デリー観光
ラールキラー、ジャーマ・マスジット
夕食→地元のカレー屋

Hotel PAYAR

8/29

アグラへ移動
郵便局、cafe、など市内散策
夕食→タージ・マハルの見える屋上レストラン

Taj HELITAGE

8/30

午前:休息、午後:タージ・マハル観光
夜:寝台列車にてバラナシへ移動

寝台列車泊

8/31

バラナシ
ゲストハウスの日本食に癒される

Mother Baby School

9/1

午前:ゲストハウス1階のフリースクールで
     授業の手伝いをする。
午後:昼寝

Mother Baby School

9/2

午前:フリースクール、休息
午後:バラナシ散策、ボートに乗って
   ガンガーから夕日を見る

Mother Baby School

9/3

早朝:ボートに乗ってガンガーから朝日を見る
午前:支度、お別れ
午後:寝台列車に乗ってコルカタへ

寝台列車泊

9/4

コルカタ
午前着、マザーハウスのボランティア登録
夕食→サダル・ストリートのBLUE SKY

Hotel Ashreen

9/5

早朝:ミサに参加(マザーテレサの命日)
午前:各自ボランティアへ
     下川・浅野・早坂→プレムダン
     叶→
昼食、夕食共にBLUE SKY

Hotel Ashreen

9/6

朝食後、カリガー(死を待つ人の家)、
       シシュカバン(孤児院)見学へ
午後:日本人シスターの話を聞きに行く
夕食BLUE SKY

Hotel Ashreen

9/7

午前:各施設にてボランティア
午後:寝台列車に乗ってデリーへ

寝台列車泊

9/8

午前デリー着、一日休息

Hotel Vishal

9/9

コーンノートプレイス散策
デリーに飽きる。

Hotel Vishal

9/10

早朝:浅野緊急入院!!
支度後、インドとの別れを喜びながら空港へ
23:45デリー出発

機内泊

9/11

午後2時半頃日本到着(やったー!!)

◎バラナシのフリースクール

 世界各国で、経済的・社会的な理由により学校に通えない子どもたちのために、作
られた無料で通える学校。
1階は教室、2階はロッジ(=ゲストハウス)。日本人を含め
た世界の旅人たちが宿泊し、子供たちになにかを教える。学校は宿泊費で運営される。
現在学校では
20数名の子どもたちが月曜〜土曜、朝8時から午後4時(49月の暑い
時季は昼
12時)まで元気に通っている。

 私たちは、2階でお世話になりながら、午前中は子どもたちの計算を見たり、小さい
子たちには簡単な英語を教えたりした。先生は日本人(ゲストハウスのオーナー)
1
と、校長先生夫婦の
3人。生徒一人一人のレベルが違ったり、校長夫婦も読み書きが出
来なかったりと、大変そうな部分が目立ったが、どの子も学ぶことに対して一生懸命
で、勉強するのが好きですといった子どもたちの笑顔は輝いていた。

◎マザーハウスのボランティア

 プレムダン(老人の家)・・・カーリガート(死を待つ人の家)よりも軽い症状の老人
が、男女
80人づつ程収容している。主な仕事内容は、洗濯、食事介助、ベッドメイキン
グ、話し相手になるなどである。


 シャンティダン(女性、薄弱者の家)…女性と子供の施設に別れている。女性の施設
は約
300人、子供は80人くらい収容している。女性施設では、洗濯、マニキュア塗り、
髪をとかす、ダンス、歌など。子供の施設では、洗濯や子供の相手をすることが主な
ボランティア活動である。


早朝のガンガー

インドの親子

バラナシのフリースクール

4女5印

ガンガーの朝日

タージマハル
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<感想

◎インドは本当に広大な国で、経済的な急成長を遂げていると言われているが、まだインフラ
などの整備がそれに追いついていないと、非常に強く感じた。
そこに住む人々の生活が、2年
後、3年後に良くなっていると信じたい。2週間という短い間だったが、そこで多く
のものを得ることができたと思う。また機会があれば、インドへ行ってみたい。

ちなみに私も、以前沙織さんたちが言っていたように、インド人が信じられなく
なった(新井)

◎今回のインド旅は、濃〜い旅だった。なんといってもデリー・アグラ・バラナシ・
コルカタの4都市を寝台列車で回り、すごく充実していた…が、5人全員が下痢と
熱に苦しんだ過酷な旅でもあった。信じられるのは5人だけ。だけどどんな事が起き
ても、5人でいれば乗り越え、笑い飛ばせてしまう!インドの素晴らしい文化遺産、
聖なるガンジスに感動し、インド人と野良牛と野良犬にビビりながら、全員が強く
なった
(と思う)面白い旅だった(早坂)。

◎インドは一言で言うとカラフルな国。着ている服もカラフルだが、一人一人の個性
が強いという意味でもカラフルだと思いました。また、インドでは本当に貧富の差を
感じ、道中の物乞いの多さと日本の高級ホテルと同じくらいのインドの病院のギャップ
には本当にびっくりしました。そして、バラナシでフリースクールに通う子供たちの
キラキラした目や、マザーハウスにいたおばあちゃんからたくさんの勇気をもらいま
した。
私は最終3日間風邪をひき、改めて友達の大切さを実感しました。本当に4人
には迷惑かけ、感謝してもしきれないほど感謝してます。みんな本当にありがとう
(浅野)。

◎多宗教が共生するインドは、ルールがないが、面白い国である。Shanti Danで暮らす
女性はみんな純粋で、自分の身の回りの事を一生懸命こなしていて、とても尊敬でき
た(叶)。

◎インドでは感想がまとめられないくらい色々なことが起こって、色々なことを感じた
旅であった。一番心に残った出来事は、バラナシのフリースクールで出会った女の子が
言っていた、「微力だけど無力じゃない」という言葉である。バラナシのスクールで
頑張る日本人女性、一生を捧げる気でマザーハウスでボランティアをしている日本人
女性。二人と話した時にその言葉を思い出し、微力と無力の大きな差を強く感じた。
私たちにもその言葉は当てはまったと思う。ずば抜けた能力はないけれど、一人一人
の小さな力を合せて毎日
5人で乗り越えた。ケンかも、辛い日も、つまらない日も一日
もない、毎日が最高の
2週間だった(下川)