内モンゴル 砂漠緑化活動

W18 平瀬 浩一

【期間】2008年8月23日‐8月28(5泊6日)
【費用】18万円(航空券・燃油サーチャージ代・会員費・保険料、等)
NGO団体FoE Japan
【為替レート】1元=約16
【言語】モンゴル語・中国語
物価】コーラ500ml=2.5元 アイス=2.5元

*私が降りた瀋陽空港の物価に比べ、内モンゴルの方が比較的物価が低かった。

《概要》

この砂漠緑化ツアーは、観光目的に訪問するのではなく、中国砂漠の緑化活動と、
日中の友好親善を深めることを目的としたものである。


 私が参加したのは、20次隊であり、過去19回の緑化活動を展開している。また、
このFoE Japanは、この砂漠緑化活動のほかにも、里山再生の活動、シベリア
タイガプロジェクトなど、さまざまな活動をしている。

《現地でのスケジュール》

日にち スケジュール 宿泊先
8月23日 13:25 成田空港発→15:30 瀋陽空港着→カンチカに移動(20:00着) 博王大酒店
8月24日 南ガラタシ村で緑化活動→夕方 カンチカの町を散策 博王大酒店
8月25日 午前 リャンサップ村で緑化活動→午後 自然保護区を見学 砂漠宿舎
8月26日 ダチンノール村で緑化活動→夕方 ウルスンの町を散策 砂漠宿舎
8月27日 午前 ダチンノール村で緑化地見学→午後 瀋陽へ移動 凱菜大酒店
8月28日 8:30 瀋陽空港発→12:25 成田空港着 解散

《感想》

 5泊6日という非常に短い期間であったが、とても新鮮で、充実したものであった。さらに、中国語を学んでいた自分にとって、現地で言葉が通じたときの感動は今で
も鮮明に覚えている。


 このツアーでは、いくつかの村で緑化活動をしたわけだが、どの村の人々も砂漠
化という事態に危機感を持っていた。しかし、それは、環境問題という視点ではな
く、自分たちの生命の危機を感じたものであった。授業で何気なく使っている
「砂漠化」という言葉。実際のところは、とても深刻化しているように思えた。

 旅先では、アイスを食べ、お腹を壊し、2日間腹痛に襲われた。生水は飲まない
ようにと注意されていたため飲まなかったが、まさかアイスにも生水が使われてい
るとは…。

 そんなことも経験させてくれた、本当に充実した6日間でした。