■ 団体:YPD(Young People
for Development)、
ZOA(ZOA Refugee Care Netherlands)
■ 日程:2008年8月30日〜9月6日(8日間)行先:タイ
■ 費用:約12万
■ 為替:1バーツ=約3.3円
■ 物価:コーラ60円、ビール75円、水20円、外食1回250円
■ 概要:2007年2月に訪れた難民キャンプを再訪した。(実際は同じ難民キャンプ
には行くことができず、隣の難民キャンプを訪れた。)タイの国軍が管轄する
難民キャンプは、通常中に入る許可が下りないが、難民キャンプを支援する
「ZOA」というNGOの協力の下、NGO関係者として視察した。また、NGO
「YPD」のトレーニング・プログラムに参加し、それは、若者どうしがネッ
トワークを広げ、自身のエンパワーメントを通じて、社会貢献していくこと
を目的とした。
■ スケジュール:
<8月30日>
・バンコク〜メーソット(タイ西北部、ミャンマーとの国境付近)
<8月31日>
・移動日(難民キャンプの麓の村まで)
<9月1、2日>
・NUPOE難民キャンプにてトレーニング・プログラム参加
・NUPOE難民キャンプ内見学
<9月3日>
・移動日(メーソット市内まで)
<9月4、5日>
・メタオ・クリニックにてトレーニング・プログラム参加
・移民学校訪問
<9月6日>
・メーソット〜バンコク
■ 感想:2007年に訪れた時とは、状況が大きく変化していた。当時は考えることの
できなかった、第三国出国が頻繁に行われ、多くの難民がアメリカなどに再定住し
ていた。しかし、個人の意志で難民キャンプに残るものもいた。トレーニング・プ
ログラムでは、難民たちの中にも、自己啓発に対する意識のレベルに差がある、
ということを実感した。このようなことから、以前訪れた時に考えた、ある意味
で固定観念的な部分が覆され、新たな発見となった。依然ビルマの民主化問題に
大きな変化はなく、難民の状況は悪くなるばかりではあるが、この問題が一刻も
早く解決し、彼らが真の意味で自由を手にして欲しいと切に願う。
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