タイ 難民キャンプ再訪

W18 安藤 徳明

団体:YPDYoung People for Development
      ZOAZOA Refugee Care Netherlands
日程:2008830日〜968日間)行先:タイ
費用:約12
為替:1バーツ=約3.3
物価:コーラ60円、ビール75円、水20円、外食1250

概要:20072月に訪れた難民キャンプを再訪した。(実際は同じ難民キャンプ
  には行くことができず、隣の難民キャンプを訪れた。)タイの国軍が管轄する
  難民キャンプは、通常中に入る許可が下りないが、難民キャンプを支援する
  「
ZOA」というNGOの協力の下、NGO関係者として視察した。また、NGO
  「
YPD」のトレーニング・プログラムに参加し、それは、若者どうしがネッ
  トワークを広げ、自身のエンパワーメントを通じて、社会貢献していくこと
  を目的とした。

スケジュール:

 830日>
  ・バンコク〜メーソット(タイ西北部、ミャンマーとの国境付近)

831日>
  ・移動日(難民キャンプの麓の村まで)

912日>
  NUPOE難民キャンプにてトレーニング・プログラム参加
  NUPOE難民キャンプ内見学

93日>
  ・移動日(メーソット市内まで)

945日>
  ・メタオ・クリニックにてトレーニング・プログラム参加
  ・移民学校訪問

96日>
  ・メーソット〜バンコク

感想:2007年に訪れた時とは、状況が大きく変化していた。当時は考えることの
できなかった、第三国出国が頻繁に行われ、多くの難民がアメリカなどに再定住し
ていた。しかし、個人の意志で難民キャンプに残るものもいた。トレーニング・プ
ログラムでは、難民たちの中にも、自己啓発に対する意識のレベルに差がある、
ということを実感した。このようなことから、以前訪れた時に考えた、ある意味
で固定観念的な部分が覆され、新たな発見となった。依然ビルマの民主化問題に
大きな変化はなく、難民の状況は悪くなるばかりではあるが、この問題が一刻も
早く解決し、彼らが真の意味で自由を手にして欲しいと切に願う。