室井ゼミナール論文集:第56号

はしがき

本論文集は、室井ゼミナール第26期生の卒業論文集である。第26期生も多彩なメンバーが揃っており、2011年度のゼミ長の狩野歩夢君、副ゼミ長の山口枝梨花さん及び末次健太君を中心に、よくまとまっている世代である。なお、田中日香里さんがオーストラリア、第25期生の田中美穂さんがアメリカ、および加藤碧さんがオーストラリアの長期留学から各々帰国した。また、第26期生の台蔵悟史君がアメリカに長期留学中である。従って、2012年度は15名の卒業生を送ることになる。

本論文集に収めた15名の進級論文のテーマは、「アジアの流れ―人口問題―」「Creating Future―教育の可能性」「不動産の価値」「ルワンダの過去・現在・未来―ルワンダは今後どのような発展をとげるのか―」「水資源の危機」「キャリア教育の可能性」「真の国際人になる―日本人らしさってなんだ?―」「性別役割分業からみる結婚観」「HAPPY LIFE―働く女性の幸せ―」「アフリカに祝福を―アパルトヘイトを乗り越えて―」「望ましい暮らしの形「金融市場―自己責任時代に―」「きもので見る日本」「メキシコのインフォーマルセクター―問題と政府の貧困対策―」「発展途上国における観光開発―フィリピンを事例に―」である。

この世代もまた、その自由さを謳歌してか、各自のテーマは随分と多様である。だが、自分が最も関心を抱く問題に対して深い洞察を加え、自らの存在との因果関係を探るという知的行為こそが大切なのであるという、私の<南無阿弥陀仏>を各人なりに理解し、それぞれ力作であるように思う。

なお、本論文集には、第29期生の室井ゼミナール応募論文を併せて掲載した。初心を失うことなく、自由な学生生活を送って欲しい。

                         201317日 室井 義雄


     
              201210月:生田校舎10号館前庭にて)                           



目次

はしがき(室井  義雄) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ i
I. アジアの流れ―人口問題(W20-213  田中 美穂)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
II. Creating Future―教育の可能性―(W20-224  加藤 碧)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 29
III. 不動産の価値(W21-004  工藤  篤子)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 63
IV. ルワンダの過去・現在・未来―ルワンダは今後どのような発展をとげるのか―

  (
W21-010  狩野 歩夢)
79
V. 水資源の危機W21-048  山崎 恵子)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 107
VI. キャリア教育の可能性(W21-063  白石  祐太)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 131
VII. 真の国際人になる―日本人らしさってなんだ?―(W21-081  小林  愛子)‥‥‥155
VIII. (性別役割分業からみる結婚観W21-112  新川  麻奈美)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥173
IX. HAPPY LIFE―働く女性の幸せ―W21-119  田端  美穂)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 195
X. アフリカに祝福を―アパルトヘイトを乗り越えて―W21-136  藤巻  佑理)‥‥ 217
XI. 望ましい暮らしの形(W21-149  末次  健太)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 249
XII.  金融市場―自己責任時代に―W21-193  山口 枝梨花)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥263
XIII. きもので見る日本(W21-216  岡田 春香)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥285
XIV.
メキシコのインフォーマルセクター―問題と政府の貧困対策―W21-239  渡部 琴菜)‥‥‥‥309
XV.  
発展途上国における観光開発―フィリピンを事例に―W21-241   田中日香里)‥‥‥‥‥‥329
XVI. 室井ゼミナール応募の動機と私のやりたいこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥353
  W24-006 梅村 実・W24-027 小屋敷 晃・W24-036 木住野 拓樹・
   W24-098
田中 真依 W24-111 菅原 翔太・W24-114 須藤 恋也・
   W24-118
田中 亜樹・W24-138 古田 莉恵W24-176 福吉 小雪・
   W24-186
沼澤 遼香・W24-194 大谷 賢穂・W24-217
カンポス アヤ テレサ



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