はしがき
本論文集は、室井ゼミナール第24期生の2年次進級論文集である。第24期生も多彩なメンバーが揃っており、ゼミ長の石森仰君、副ゼミ長の本間里仁君及び多田有沙さんを中心に、よくまとまっている世代である。なお、飯島美香さんは、中期留学のためオーストラリアのUniversity of Wollongong大学に出かけていた。
本論文集に収めた10名の進級論文のテーマは、「サブプライムショック―格付けと証券化のあるべき形―」「カンボジア伝統文化の復活―世界でたった1枚の布―」「ブランドの品格―なぜスターバックスに惹かれるのか―」「牛角から学ぶ企業の在り方―創業の歩みから感動創造へ―」「生きるを探す」「日本のアニメ―今までとこれから―」「個性をつくる時間―ゆとり教育―」「勘定より感情」「寿司のグローバリゼーション」「Coke, please―コカ・コーラにみるアメリカ文化―」である。
この世代もまた、その自由さを謳歌してか、各自のテーマは随分と多様である。だが、自分が最も関心を抱く問題に対して深い洞察を加え、自らの存在との因果関係を探るという知的行為こそが大切なのであるという、私の<南無阿弥陀仏>を各人なりに理解し、それぞれ力作であるように思う。
2009年11月15日 室井 義雄
(2008年12月:新ゼミ生歓迎会「キャビン」にて)
目次
はしがき(室井義雄)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
I. サブプライムショック―格付けと証券化のあるべき形―(W19-001 本間 理仁)‥‥‥‥‥‥‥‥
II. カンボジア伝統文化の復活―世界でたった1枚の布―(W19-028 鈴木 香織)‥‥‥‥‥‥‥‥
III. ブランドの品格―なぜスターバックスに惹かれるのか―(W19-103 中川 真里奈)‥‥‥‥‥‥
IV. 牛角から学ぶ企業の在り方―創業の歩みから感動創造へ―(W19-117 石森 仰)‥‥‥‥‥
V. 生きるを探す(W19-125 青木 忠義)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
VI. 日本のアニメ―今までとこれから―(W19-155 近江 浩明)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
VII. 個性をつくる時間―ゆとり教育―(W19-182 多田 有沙)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
VIII. 勘定より感情(W19-183 保坂 雄太)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
IX. 寿司のグローバリゼーション(W19-190 加藤 理奈)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
X. Coke, please―コカ・コーラにみるアメリカ文化―(W19-198 木村 啓宏)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
|
|