ベトナム旅行

W14 山中 文章

      
●期間・・・・・・8月23日〜30日
●費用・・・・・・約13万円(航空券 6万5千円 + 現地で使ったお金 6万円)
●為替レート・・・1000ベトナムドン(VND)=7円

●物価・・・・・・水500ml=5000VND(路上やカフェにて)
         水2L=5000VND(ホテルにて)
         映画館=15000〜20000VND
         新聞=3000VND
         粉末洗剤800g=15500VND
         ヤギ鍋(二人前)=75万VND
         屋台のフォー=12000VND
         スーパーでのインスタントのフォー=2000VND
         タバコ=10000〜25000VND(相場は15000VNDぐらい)
         コーラ=10000VND
         マクドナルド=日本より多少安い感じ(値段を見て入るのを止めた)
         アオザイ=10万〜35万VND(高いから品質が良いとは限らない)
         電化製品やバイク=日本よりも高い
         ヘビ2kg相当の料理=20万VND
         ガソリン1L=7000VND
         バイタクの人の月収=約400ドル(ギリギリの生活らしい)
         現像代(27枚撮り+CD-R付)=67000VND


ベトナムでの感想

・ バイクが行きかう中、道を渡るのは戸惑うが意外とハマる
・ オシボリは音を鳴らしてあけるのが超気持ちいい
・ カラオケ、バー、カフェに女が多いのは気のせいじゃないな(売春婦)
・ ベトナム語のカタカナ表記を話しても絶対に通じないし、あと、英語のYESやNOも通じ
 ないし、ジェスチャーをしても違う意味で取られることが多々あるし。

・ ハイウェイは正にゲームソフトの'デコトラ'状態(超大型のトラックがクラクションを鳴ら
 しまくる)

・ ビールには氷を入れて飲むのがベトナム式
・ ドルは使うな!ドンを使え!
・ 小雨が降っているのに沢山のカップルが、公園の脇に停めたバイクの上でいちゃつ
 いている。
  (雨が降ってんのによくやるよなって感じ)

・ ベトナム人女性と台湾人男性の結婚が増加しているらしい(お金目当て)
・ 幽霊はベトナム戦争で数多くの人が死んだ農村でよく目撃されるらしい
・ 左手の薬指に指輪をしているからといって、恋人がいるとは限らない


●ベトナムでの日程

★1日目  
  ・昼過ぎにベトナムの空港に着き、タクシーでベトナムのカオサンロードといわれる所へ。
   バイタクの人に声をかけられ、言われるがままにホテルへ。(この旅行の明暗を分ける
   出会い)宿は、温水・エアコン・テレビ・扇風機・朝食付きで5ドル。安い。


2日目  
  ・バイタクのおっちゃん(35歳)と共に、ミトークルーズへ。そしてカントー川近くのホテ
  ルまで行く。
  ・夕食後、"カフェ"に行く。 


3日目   
  ・カントーをクルーズ。ここの水上マーケットと、陸上マーケットは最高。そして昼食に
  ヘビを食べる。その後、昼寝して5時間かけてホーチミンへ帰る。


4日目  
  ・迷子になりながらホーチミン市内を観光。くたくたに。
  ・夕食後、おっちゃんに、"バー"を紹介して欲しいと言ったら、ナイトキャバレーに連れ
   ていかれた。もちろん店員は女ばかり。その後、警察のガサ入れ。場所を移してカラ
   オケへ。


5日目  
  ・寺とかの名所巡り。戦争博物館でかなりの衝撃を受ける。そして今夜もまたおっちゃん
   と出会う。ベトナムに来て会わない日はない。そして共にビリヤードバーに。ここでも店
   員は女ばかり。自称、彼女が5人もいるおっちゃんは、夜の遊びに長けているのだと
   再確認。


6日目  
  ・ベンタイン市場などでお土産を買った(おっちゃんが付き人)。値切るコツを掴むのに
  時間がかかった。その分、いくらか損を・・・。
  ・そして、今宵のディナーもおっちゃんと。安くて普通のものが良いとリクエストすると、
  屋台で揚げ物をテイクアウト。安い!!どこで食べるのかと思いきや、見覚えのある
  店に。こないだ行ったナイトキャバレーだよ。結局高く付く。そして、友だちがステージ
  でベトナム人を客にビートルズのIn My Lifeを熱唱。生演奏のキーボードの人はこの
  曲を知らないらしく、素晴らしいほどにIn My Lifeがアレンジされていた。
  ・また、おっちゃんと口論になった日でもある。"日本人は金じゃねえ"って感じで。
   結局は店員の人に止められた。


7日目  
  ・ぶらぶらと歩く。本を読んだり、公園でサッカーをしたり特に目的はない。
  ・暫くしてホテルでお金の計算。空港使用料を除くと、二人の残金は日本円で50円
   ぐらい。カードの力を借りる。ありがとうVISA。


8日目  
  ・帰国日。おっちゃんが空港まで見送りに来てくれる。
  ・そして、少々トラブルがありながらなんとか無事帰国。


●ガイドブック未満の事

 ・カフェ・・・俺らは店の外のテーブルでビールを飲んでいたが、店の中の奥は売春して
  いる。トイレに行くときは、ただカーテンで仕切られた部屋の前を通るのだが、そのカー
  テンの向こうから夜の黄色な声が聞こえてくる。トイレから帰ってくると、カーテンの中
  から服を正しながら女性が出てきた。

   このカフェでのトイレ・・・個室の床に排水溝。ただそれだけ。個室の立ちション状態。
 ・警察のガサ入れ・・・ベトナムでは都市への人口流入問題から、勝手な引越しが禁止
   されている。
   その為、このガサ入れは不法労働者の摘発だと思われる。

 ・売春婦・・・ベトナム政府の発表によると、売春婦の25%がエイズ感染者である。
 ・コミュニケーション・・・英語もベトナム語も全く通じない現地の人とどうやって会話
  すればいいのか。"旅の指さし会話帳11 ベトナム"がかなり役立った。

 ・アオザイ・・・アオザイの伝統を守るため、政府は白いアオザイを学生服としている。
 ギャンブル・・・
トランプでの賭け事は禁止されているが、ビリヤードでの賭け事は禁止
   されていない。勝負に負けると場代を払うか、1ドルが相場。

 ・とある謎・・・あるレストランで日本語のメニューがあった。"Soup"の訳が"単価"に
   なっていた。誰がどう調べればスープが単価になるのか。

 ・入国審査・・・とてつもなく愛想が悪い。宿泊先を記入してなかったら鼻で笑われた。
 ・匂い・・・特にベンタイン市場の匂いは、上野のアメ横の匂いを5倍ぐらいキツくしたの
  に 等しい。

 ・タバコ・・・ニコチンやタールの表記がない。日本のMILD SEVEN super light 相当は、
   ベトナムでは"light"であろう。また、もらいタバコの際には何も言わずに取る。
   これがベトナムの文化だそうだ。あと、食事中にタバコはタブー中のタブー。

 ・バイクタクシー・・・乗る際には、手を膝の上にのせること。後ろの取っ手を掴んで安
   定を図るのは "ダサい"らしい。


★関連資料

 ・Vietnam Economic News
 ・Ho Chi Mine City-The War Remnants Museum