室井ゼミナール論文集:第22号


  はしがき

 本論文集は、室井ゼミナール第15期生の2000年度の3年次進級論文集である。現在の第15期生はすでに4年生で、大学生活の残りも少なくなっている。各人はいま、卒業論文の作成に向かっているはずである。いつものことながら、全員の原稿が揃わないと朱入れをやらないので、論文集の作成が大幅に遅れてしまった。
 本論文集に収めた第15期生の進級論文のテーマは、「星の王子様大切なものは目に見えない」「話す話し上手は聞き上手」「柔の理」「サービス論真のサービスの探求」「東南アジア・御トイレ事情」「これがベンチャー企業だリスクを負って夢を追え!」「酒を考える」「児童文学のススメ」「2000円札と500円硬貨」「JOB仕事」「Advertisement」「ブランドの価値」「美しい人」である。
 これらの論文のタイトルからも窺えるように、この学年もまた、ユニークである。自分が最も関心を抱くテーマに対して、深い洞察を加えるその作業こそが大切なのである、という私の<南無阿弥陀仏>を確認なりに理解はしているが
 なお、今年の5月から、穐山理子さんが米国のネブラスカ大学リンカーン校に1年間の留学に出かけた。彼女は、来年の5月に帰国する予定である。
                                          
                          2001年11月20日  室井 義雄


                  Cowrie Shell Money, Nigeria
    

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