室井ゼミナール論文集:第17号


  はしがき

 本論文集には、1999年度室井ゼミナール4年次生の卒業論文と進級論文を収めた。ニュージーランド留学のため5年間在籍した神村君を除いて、4年次生は国際経済学科の第1回卒業生になる。進級論文については、就職活動が長引いたことなどの理由から、多くのゼミ生の論文提出が遅れた。
 本論文集に収めた室井ゼミ第13期生の卒業論文のテーマは、「旅」「私たちもできる海外協力」「個人の時代」「香りの療法アロマテラピー」「貧困の世界化はどこまで続くのか」「家族とは何かこれからの家庭像と女性の生き方を求めて」「働く子供たち」「Afternoon Tea紅茶のススメ」「イギリスの衰退と復興」「生命保険」「日本マンガ文化論」「スポーツを考える」「笑う。」「占い」である。
 また、進級論文のテーマは、「ウオルト・ディズニーとディズニーランド」「情報と真実」「アメリカその深層にあるもの」「高齢化社会に向かって」「生命への挑戦クローンは悪魔の科学か」「売買春」「テレビゲーム業界の展望」「核兵器を考える」「ネイティブ・アメリカン」「うそ」である。
 今回もまた、各自のテーマは多様であるが、現代の若者の関心がどの辺にあるのかを物語っているように思う。いずれにせよ、自分が最も関心を抱くあるテーマに対して、深い洞察を加えるその作業こそが大切なのである。

               1999年12月16日  室井 義雄


         2000年3月22日:卒業式後の昼食会


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