第109回 国際交流特別講演会に参加(2002年12月)


University of Waikato, New Zealand

『ニュース専修』2003年1月15日号
通訳:加瀬貴(大学院)・穐山理子(室井ゼミ4年)
<参加ゼミ生の感想:抜粋>

●通訳の難しさを実感した。売春・エイズをなくすには、都市と農村との間の賃銀格差の解消が必要だ(4年・穐山)
●ホテルの地下バーでPCで女性を探すという話は衝撃的だった。倫理観を養う教育が必要だ(4年・平野)
●企業・政府・農村との調整役というNGOの役割は大切だ。法的には、買春側を罰するべき(4年・木下)
●貧困緩和のための長期的な計画こそ必要だ。英語は理解できたが、もっと話せるようになりたい(4年・脇田)
●エイズの撲滅のためには、貧困の解消が必要だ。政府は現状を認識し、対策を建てるべきだ(3年・芦名)
●愛情表現であるはずの行為が市場メカニズムに組み込まれていることに、大きな違和感を感じる(3年・飯沼)
●タイに行ったことのある私には、大きな衝撃だった。雇用機会を創出し、貧困をなくすことが必要だ(3年・七戸)
●政府・企業・NGOが協力しつつ、農村内で事業を興すことが必要だ。商売に関する教育も大切だ(3年・山口)
●外資の導入には、疑問が残る。エイズ撲滅には、女性を含む、出稼ぎ者全体への対策が必要だ(3年・和田)
●コンドームの配布や外資の導入だけでいいのだろうか。エイズをなくすには、まず経済発展が必要だ(3年・舘石)
●国が発展し、最も根底的な原因である貧困をなくすことが先決だ。企業がそれに一役買うのは良い(2年・原田)
●重要なのは、女性を買う男性側の意識改革だ。NGOが貧しい村と企業との仲介役になる事も大切だ(2年・石田)
●タイにおけるエイズ感染率の高さに驚いた。貧困―エイズ感染―貧困という連鎖を絶つことが重要だ(2年・小西)
●家族のための売春なんて、とても悲しい。1日も早く、全ての人が Win-Win になって欲しい(2年・久保田)
●タイでは、売春も女性の出稼ぎ労働も、当たり前のことなのだろうか。本当に悲しい思いをした(2年・市澤)
●農村・政府・NGOの関係調整が必要だ。今回の講演では考える時間があり、参加しやすかった(2年・犬飼)
●アジアに進出したナイキは、その低賃銀・劣悪な労働条件から、多くの批判を受けているはずだが(2年・澤井)
●エイズ対策の難しさや、その現状を知った。いろいろ考えさせられて、大変、勉強になる講演だった(1年・山中)
●日本とは物価が違うとはいえ、タイでの低賃銀には驚いた。難しい内容だったが、良い経験になった(1年・佐藤)
●他人事ではなく、同じ星に住む人間として、こうした問題を真剣に受け止めねばならないと思った(1年・吉田)
●生きるためとはいえ、タイの女性たちは、売春やエイズについて、どのように考えているのだろうか(1年・本村)
●南アフリカで20%、タイで2%というエイズ感染率の高さに驚いた。世界の様々な問題を再認識した(1年・田辺)
●最良の解決策は、エイズに関する正しい認識ではないか。今後も、英語での講演に参加したい(1年・久保)
●通訳をした先輩を含め、ゼミ生の英語力に驚いた。緊張して質問できなかったが、また参加したい(1年・栗原)
●同じ女性としてショックだった。タイの女性は、性教育・職業訓練、一般教養などを多く受けるべきだ(1年・松平)
●授業で「性の諸相」を受講していたが、再度、考えさせられた。危険性に対する認識こそ、重要だ(1年・宮原)
●タイの現状を知って、大きなショックを受けた。今後も多くの国々の状況を理解していきたい(1年・芹澤)

講演会参加の記録